おかげさまで11/17の第59回パンク修理講座と、第75回輪行講座を持ちまして、2018年の輪行マイスターの自転車講座は終了となりました。

今年はトータルで7回開催することができ、トータルでのべ85名お集まりいただきました。男女比を見てみますと、

全体の平均年齢は43歳でした。

弱虫ペダルが大ブームとなったころには、20代の女性たちに毎回ご参加いただきましたが、この数年は落ち着いております。今年の平均年齢が示すように、40代が最も多く、次いで50代、30代、たまに70代、20代となりました。友人と連れ立って参加される方はごく稀です。ほとんどの方はお一人での参加となります。

特筆すべきは女性の多さです。ワールドサイクルのネット通販の女性比率って5%もないんですよ。でも講座に関して言えば3割以上が女性なんです。これって、ロード基礎テク講座ややまめの学校でも同じで、女性は「お稽古事」ってことに慣れているのかなぁ。男性ってプライドが高いのかなぁなんて思ったりもします。

いつも「スポーツバイクを購入してからどれくらいですか？」って質問をするのですが、ほとんどの方は1年以内です。納品されて一か月以内とか、もうすぐ入荷予定って方や、ごくまれにまだ買ってませんという方も。

どちらも無料ではなく、2時間で3000円と決して安くはない講座ですから、そりゃもう参加者の方は真剣ですよ。最近は開始前の数分を利用して、「自転車の基礎って何」とか、「自転車の立てかけ方」とか、「空気入れの正しい使い方」と、とても重要なのになかなか自転車屋では（あたりまえすぎるのか）教えていない、専門誌にも紹介されない、けど初心者には全然わからないなんてことをご紹介したりしています。

来年の1回目は2019年1月19日です。場所は今年と同じ大阪府堺市の地場産業振興センターです。郊外ですが駐車場は無料で、南海・大阪メトロの駅から徒歩5分と便利なところです。雑音の一切ない、きれいな会議室ですから、集中して受講していただけますよ。

11/17のパンク修理講座を、タイムラプス動画にしてみました。

画像はこちらです。

堺市が誇る地場産業振興センター。自転車関連企業の展示会やセミナーも行われています。

R250の輪行袋やポーチなども販売しております。

駅の壁にみたてて、輪行開始です。

初めて出会う人ですが、共通の趣味を持つ人たち。

マニュアルやさっき撮影した写真を確認しながら、作業します。

ここで間違うのは全然オッケーです。すぐに正しい方法をお教えしますから。

正しい空気入れの使い方、教えてもらったことはありますか？

タイヤレバーを使っても絶対に失敗しない方法をお教えします。

講座終了。充実の2時間でした。

参加者アンケート1

[輪行講座]　（男性）ホームページや動画などで理解したつもりでいたが、実際にコツなどを教えて貰いながら輪行を実習すると、分かっていない部分や、難しい部分などがあることに気がつきました。自分一人ですると、合っているのか間違っているのか分からないままに我流になってしまいそうですが、この講習・実習のおかげで、自信を持って輪行できそうです。あとは、自分で練習を重ねて、自信から確信になるよう努力します。輪行講習ありがとうございました。

参加者アンケート2

[輪行講座・パンク修理講座]　（女性）クイックレリースすら触ったことがなかった私にとっては、輪行講座は輪行技術+αの価値がありました。マニュアルだけ見てても判んないよね！がいっぱいありました。復習して、わからないことが出てきたら質問もさせて頂けるというのも、受講前は存じませんでしたがすごく助かります。ホントにいい輪行を広めようという意欲を感じます。パンク修理講座は、本当に受けて良かったです。どういうグッズをどこでどう使うかなんて、誰かに教えて貰わないと絶対知れませんでした。社会人になってから乗り始めた者にはこういうことを教えて貰える機会は貴重です。行って帰って来るまでがサイクリングとしたら、出掛けた先から帰って来るための技術を１日で２つも身に付けられました。

参加者アンケート3

[パンク修理講座]　（男性）ネットでチューブ交換やパンク修理の方法などは調べればわかる時代ですが、一人でチャレンジするのは不安だったのでこのような講座があり助かりました。炭酸ボンベも購入はしていたのですが、講義を受けていざという時は安心して使えそうです。

きちんと教えてもらうことなく、雑誌やウェブ、Youtubeからだけで器用にこなしてしまう人もいますが、ほとんどの方はわからないからいつまでもできないまま、間違った方法で覚えてしまっていませんか？　スポーツバイクを始めるなら、ママチャリの延長と考えず、全く新しいスポーツと思って、最初にしっかりちゃんとしたプロに学んでほしいと思います。

次回の講座でお会いできることを、楽しみにしております。