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輪行袋 輪行講座 輪行マイスター

頭痒いとこないですか?

*輪行マイスターが駅前で輪行しているところを、ウォッチング。

輪行のかける時間って、そのままその人の輪行スキルを表しています。これまでの輪行マイスターの経験上、シンプルなロードバイクであればこれくらいが目安なります。(泥除けやキャリアなど付属品がある場合は、その分時間は追加されます。)

30分以上 全く手順と各パーツの使い方が理解できていない。
20~30分 少しは手順とパーツの使い方がわかっているけど、まだまだ無駄な動きとやり直しが多すぎる。
10~20分 手順はわかってきているが、パーツの使い方をちゃんと覚えていない。全体に無駄な動きが多い。このレベルから本番を迎えるのが理想。
5~10分 細かなミスをなくせば、あと一歩。
5分以下 免許皆伝。これ以上速くするには、自己責任での手順を省略すれば可能。

上手くなるにはまずは輪行マイスターの輪行講座で教えている最短手順を理解して、それに近づけていくという練習方法をお勧めします。回数をこなす必要がありますし、あまり間隔があきすぎてしまうと、忘れてしまいます。輪行するために自転車に乗っているわけでもないと思いますし。

自分が何分で輪行できるかを把握することの重要性、早くできる方が良いことのメリットについて補足します。
東海道本線以外の新幹線や、特急電車を利用する場合、電車の本数は限られています。山手線や環状線や地下鉄のように、5分おきにはありません。せいぜい30分に1本とか、1時間に1本、それ以上になるでしょう。駅についてから何分後の電車に輪行するか? これは輪行にかかる時間次第です。10分でできるなら、ちょっと急げはトイレや乗車までの移動時間を含めて、15分後の電車に乗れるかもしれません。いったん食事に行けるかもしれません。20分かかるのなら、最初からあきらめてその次の電車を狙う方が合理的です。
一番残念なのは、のんびりと輪行してホームに行ったら、ほんの数分後に出たばかりで、次の電車まで1時間以上あるとか。電車のダイヤと輪行時間、着替えやトイレ、買い物、乗車までの移動時間を考慮して、焦らず落ち着いて輪行しましょうね。輪行が速いにこしたことはありません。

実際に輪行している様子をご紹介いたします。輪行の最初の一歩は、

  1. 周りの人の邪魔になりにくい、壁際で床が平らな場所を探す。夏なら日陰が必須。点字ブロックのあるところは不可です。

 

輪行はあくまでサイクリングをより楽しくするための手段であって、目的ではありません。たとえるならサイクルジャージに着替えるのと同じ程度の、何気ない作業です。自転車競技のようにスキルやテクニックに終わりがないものと違って、5分で傷がつかずに自立するようにできれば、もうそれで完成です。そんなに奥深いものでもありません。輪行で疲れてしまっては、サイクリングに差し障ります。決して疲れないように楽にこなせるようになるまで練習しておくのが、理想です。最も効率の良い方法で、優美にすれば、力を節約することができます。

でも輪行のスキルって、その後の洗車のスキルや、変速調整のスキルにつながっていく、自転車メンテの最初の第一歩だって、覚えておいてください。

素人の方がたくさんYoutubeに輪行手順を上げていますが、どれも「何故そうするのか?」をわかっていないまま、ただなんとなく真似しているだけです。内容そのものが間違っている(効率的でも優美でもない)ものも多いので、沢山見れば見るほど、間違った知識が蓄積します。ご注意くださいね。

もしくはすべて分かったうえで、アレンジしている達人たちの方法もあります。基本ができていない人が見ても、混乱するだけです。これもご注意ください。

輪行袋に詰めたら、肩に担いでホームに一直線。混み具合にもよりますが、できるだけ先頭車両か最後尾の車両で電車が来るのを待ちましょう。(混んでいなければ、絶対というほどのものではありません。)目的の電車が何両編成かわからないときは、ホームの放送をよく聞くか、駅員さんに質問しましょう。トイレのついていない電車で、1時間、2時間と長時間乗車する場合は、あらかじめトイレを澄ましておくのも大切です。飲み物は購入しましたか?

輪行袋 輪行講座 輪行マイスター

ホームの端というだけで、ちょっとだけ日常と違う気分。

車内のベストポジションはこちらです。ちょうどいい高さに手すりがありますので、輪行袋の巾着紐か、ストラップなどで倒れないようにきつく固定しましょう。

ちゃんと自立できるように輪行できていて、ちゃんと紐で手すりに括り付けてあれば、電車の揺れではびくともしません。

輪行袋 輪行講座 輪行マイスター

この日は最寄り駅の2つ手前で新快速から普通電車に乗り換えでした。土曜日の夕方ちょっと前の比較的すいている時間帯でしたので、このスペースをゲット(手すりに括り付ける前に写真を撮ってしまいましたが、この後括り付けました。)

輪行袋 輪行講座 輪行マイスター

ロードバイクだけなら、平均すれば9kg弱の重さですが、ツールケースやサドルバッグに入れた工具やポンプや、ライトやスピードメーターなんかが加わると、あっという間に10キロは越えてしまいます。

夏の薄いTシャツの肩の上にストラップを載せると、食い込んで痛いですね。間に何か挟むか、こまめに休憩するか、我慢してください。

次回の輪行講座は9/4(土)です。パンク修理講座も同時開催しています。

前回(2019年5月)の輪行講座の参加者アンケートより

東京から参加させてもらいましたが、わざわざ行った甲斐がありました!特に輪行講座はやはり実際に自転車解体、組立てを行うことで輪行の大変さを実感したし、こりゃ練習必要だわーと気づきを得られたのが大きな収穫でした!
練習を重ねて11月のしまなみ海道輪行デビューに備えたいと思います!今回はありがとうございました!

サイクリングの本で、岩田先生の事を知って、ユーチューブを拝見しました。輪行のユーチューブは色々見たのですが、後輪の外し方と付け方が、いまいち分からなくて、この講座に参加させて頂きました。実際にやってみて、大変苦労しました。
自宅に帰って、即、自分のバイクでおさらいをしました。即、したのがすごく良かったのか、流れがやっと頭に入り、ちゃんと出来るようになりました。岩田先生、ありがとうございます。バイク初心者なので、色々なマナーも教えて頂き、大変お勉強になりました。大変、良い講座だと思います。

クイックレリースすら触ったことがなかった私にとっては、輪行講座は輪行技術+αの価値がありました。マニュアルだけ見てても判んないよね!がいっぱいありました。復習して、わからないことが出てきたら質問もさせて頂けるというのも、受講前は存じませんでしたがすごく助かります。ホントにいい輪行を広めようという意欲を感じます
パンク修理講座は、本当に受けて良かったです。どういうグッズをどこでどう使うかなんて、誰かに教えて貰わないと絶対知れませんでした。社会人になってから乗り始めた者にはこういうことを教えて貰える機会は貴重です。行って帰って来るまでがサイクリングとしたら、出掛けた先から帰って来るための技術を1日で2つも身に付けられました。ありがとうございました。

ホームページや動画などで理解したつもりでいたが、実際にコツなどを教えて貰いながら輪行を実習すると、分かっていない部分や、難しい部分などがあることに気がつきました。自分一人ですると、合っているのか間違っているのか分からないままに我流になってしまいそうですが、この講習・実習のおかげで、自信を持って輪行できそうです。あとは、自分で練習を重ねて、自信から確信になるよう努力します。輪行講習ありがとうございました。

輪行袋 輪行講座 輪行マイスター

Youtuberのけんたさんと解説しながら輪行している解説動画は、こちらです。

 

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