リッカルというブランド、ご存知ですか？　ざっくり説明しますと、アルミの建材などを作っている理研軽金属工業株式会社のアウトドア製品を作っているブランドです。20年以上前になりますが、当時アルミの折り畳み式チェアーやテーブルなどを作っていたことがあり、アウトドアショップなどで販売していました。実は私も学生時代にリッカルのアルミ折畳チェアーを購入したことがあり、自転車レースやキャンプの時に重宝していました。今も車のトランクに常備しており、いざというときはいつでも使える体制です。

そのリッカルから、アルミ製折り畳み式サイクルスタンドが発売されたという情報を知ったのは、昨年の秋。すぐに取り扱いできるよう交渉したのですが、年内は地元静岡でテスト販売するという予定だったため、すぐに取り扱いができず。サイクルモード幕張に出展しており、ご覧になられた方も多いのではないでしょうか。

遂に、ようやく1/25から販売することができました。ちなみにネットショップでこの商品が購入できるのは、リッカルの直営サイトと、ワールドサイクルだけですからね。

機能としては、サドルの前側をひっかける自立式のバーです。ミノウラのレベル170Hという商品の、アルミ版です。

特徴的なのは、アルミ製なので、軽い。レベル170Hの半分以下の5kg。

長さが伸縮式。普通に組み立てた状態では、横幅1150mm。ちょうど同じ向きに2台自転車が載せられます。片方のバーを伸ばすと1450mm。同じ向きに3台自転車が載せられて、更に両方のバーを伸ばすと1700mmと、レベル170Hと同じ長さになります。この状態で同じ向きに自転車が3台。互い違いにすると5台乗せられることになります。

左がレベル170H、右がリッカルの伸ばしていない状態。

右側のリッカルを伸ばすと、レベル170Hと同じ長さになります。

高さと幅は、ミノウラより少しコンパクト。

ミノウラは分解すると3つのパーツに分かれますが、リッカルは折りたたみ一体ボディで折り畳み式。専用収納袋も付属して簡単に持ち運びができます。ちょうどキャンプ用の折り畳みチェアーくらいの価格です。

サイズを比較してみましょう。

最近はコンビニや飲食店でも、自転車客のためにレベル170Hを置いてくれるところが増えましたね。ありがたいことです。据え置き用とするならば、丈夫で重たいミノウラ製はおすすめです。でも一般ユースとしては、とにかく重くて持ち運びが面倒。リッカルなら、アウトドアグッズ程度なので、車に積んで運ぶのも楽々です。

エンデューロレースやシクロクロス、マウンテンバイクなど、車で自転車を運んで自転車を楽しむといったシチュエーションには、もうピッタリじゃないでしょうか。

最後に、組み立てから、自転車の載せ方、収納方法を1分ちょっとの動画にまとめてみました。

ご注文はこちら

RICCAL アルミサイクルスタンド