関西シクロクロスの第10戦、千秋楽が京都府桂川河川敷で開かれました。ここのコースはハイスピードなグランド側と、細かく上り下りする土手側に分類されますが、この日は夜から午前中にかけて振った雨で、完全なる泥大会。お笑い芸人が罰ゲームで突っ込むような、綺麗な泥のプールが、コース上あちこちに見られます。
私は雨も上がったお昼前に会場に到着。早速試走を開始しますが、わずか1周でバイクはこんな状態。草交じりの泥がたっぷり。だってコース上に巨大な泥のプールが何箇所も。その下がどうなっているからわからないけど、押して歩けばくるぶしまで完全に泥に浸かってしまいます。どうしたもんかと思案しながらも、皆そろりそろりと試走していました。
ここ舗装された道路なですけど、絶好の洗車スポットになっていました。さらっとした泥だったので、ブラシでこするよりも、水をかければさらっと落ちてくれます。
まるで田すきをしているようですが、ここが最大の泥プール。横幅3メートル、縦6メートルほどで、深さは最大20センチ以上はあったでしょうか。しかもこの後階段登りがありますから、途中まで乗車できたとしても、最後にはズボッと脚を泥に突っ込んで、走らなければいけません。
泥プールを疾走。お尻がひゃ~っと冷たくなります。
あちらこちらで、草の入った泥が詰まって、リアディレイラーがぶっ飛んでいました。
私もC2残留チケットをかけて、スタート。シクロクロスは実力にあわせてクラス分けされていますが、成績がよければ昇格、悪ければ降格になります。私はC2というカテゴリーで走っているのですが、そのシーズン中に2/3以内の順位で3レース以上ゴールしなければ降格となります。私は今シーズン5レース走って、2レースが2/3以内の順位でゴールしているので、これがラストチャンス。
今回もスリックタイヤでレースに臨んだのですが、スタート直後にいきなり空回り。まぁ、泥でスリップしていまい、前に進みましぇ~ん。いつもの桂川なら、ハイスピードな踏み倒しコースなのに、どうにもなりません。
途中50位が残留基準だと知らされました。その時私の順位は60位。
2/3以内でゴールできるときは、最後まで抜きつ抜かれつしながらゴールするのですが、悪いときは、抜かされっぱなし。この日もずるずる後退してしまい、結局72人中61位でゴール。
久しぶりにゴール後苦しくって、ぶっ倒れました。
降格決定ですね。
家族からは、
「もう辞めたら・・・」
なんて嬉しそうに笑われましたが、誰が辞めるもんですか! 来シーズンは再び返り咲きますよ。
ちなみに、今回は関西シクロクロスの過去のレースの中でも、相当過酷な泥祭りでした。実際のところ、ここまで泥に埋まるレースって、そんなにあるもんじゃないですよ。
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