NHKBS1で放送されている自転車情報番組『チャリダー★ 』内で結成されたユニット「坂バカ女子部」のリーダーとして、日本各地のヒルクライム大会に参戦されている「おおやようこさん」をワールドサイクルにお招きしました。おおやさんは、ヒルクライムで腰を痛めたことがきっかけでヨガのインストラクターの資格を取得し、現在は「サイクリストヨガ」を全国各地で開催する一方、サイクルイベントのゲストとして活躍されております。ワールドサイクルでは初日はサイクリストヨガ、二日目は大阪北摂の山をヒルクライムするという企画を立ち上げ、4月5日と6日に開催いたしました。
初日は5時からと7時から、それぞれ1時間のサイクリストヨガを開催。会場はベックオン(大阪市中央区本町)から徒歩3分、仕事帰りに立ち寄りやすいヨガスタジオでの開催です。
今やヨガといえば、ホットヨガをはじめ、アロマヨガとか骨盤ヨガとかリンパヨガとかいろいろありますが、おおやさんは「サイクリストヨガ」の創設者。サイクリストが凝っている個所、肩と股関節回りの動きが中心となります。
参加者の体の動きを見たり、会話をしながら、最適と思われるポーズをとります。靴下を脱いでやっていたのですが、しばらくすると体中に血液が巡っているのか、足先までぽかぽかしてきます。顔中から汗が噴き出している方も。
教えていただいた動きは、就寝前にベットの上や、自転車に乗る前、休憩中、乗車中にもできそうなものばかり。おおやさんの優しい声を聴きながらだと、より深くリラックスできる感じがします。
翌日は、大阪の北摂というところにある定番の山を登る、「ゆるヒルクライム」この日は気温20度を超える予想で、ちょうど桜が満開。めちゃくちゃ気持ちのよいライドができそうです。
集合場所は、阪急箕面駅。午前の部と午後の部と2部制で、それぞれ2時間走ります。午前の部は箕面駅から勝尾寺を回って箕面駅に戻ります(距離約18km 獲得標高363m)。午後の部は、箕面駅から箕面大滝の上に上がり、高山に下ってから妙見山に上るコース(距離約22km 獲得標高780m)。
お手伝いにカペルミュールのグランフロント大阪の店長藤井さんにもお越しいただきました。
勝尾寺の前で小休憩。おおやさんが持ってきてくれたお菓子「雷おこし」と、私が箕面駅で用意していた「もみじの天ぷら」をいただきました。
勝尾寺から少し下って、箕面の滝の上の駐車場に到着。昨年の台風による地滑りで、桜の木がかなり倒れてしまっていますが、上の方には残っていたようでちょっと安心しました。自転車は上に置いておいて、歩いて滝つぼまでハイキング。こういうとき歩きやすいビンディングシューズ「SPD」を履いている方は便利ですね。
日本の滝百選の一つに選定されている箕面大滝は、大阪府箕面市の明治の森箕面国定公園の中にあります。集合場所の箕面の駅からだと、歩いて約3キロ。30~40分くらいの距離ですが、滝の上の駐車場から階段を下りていけば、10分ほどで到着。参加者の方は赤い橋の前で「おおやようこと箕面の滝でデートナウ」写真を撮っていました。
あとは箕面駅まで下りオンリー。お疲れさまでした。
14時からは午後の部です。今度は先ほど下ってきた箕面大滝からの道を登って、西側に下り、妙見山という約6キロのヒルクライムに挑みます。
登り始めがいきなり勾配10%超えですが、参加者の方はぐいぐい登っていきます。ゴール600m手前のこのヘアピンカーブは、イン側がおすすめです。前後輪にちゃんと荷重がかかっていないと、後輪が滑っちゃいますよ。
ゴールの妙見山は、日蓮宗の能勢妙見堂というのが正式名称。ケーブルカーとモノレールで登ることができて、バーベキューエリアなんかもあります。北摂定番のハイキングコースでもあります。
トイレの前で集合写真を撮っていると、妙見堂の方が自転車でもっと上まで上がってもいいですよと声をかけてくださいました。なんと上にもサイクルラックがあります。トイレのある駐車場からは階段ののぼりが続くので、いままで自転車の時に上まで上がったことはなかったのですが、最近変わったそうです。妙見さんのSNSや新しい栗のサイダーなんかもあって、かなりあか抜けてきてますよ、妙見さん。
午後の部は現地解散ですので、皆さんとはここでお別れ。2回とも事故やメカトラもなく、安全に終えることができました。おおやさんも遠くからははるばるお越しいただき、ありがとうございました。また次回も企画したいと思います。
帰宅後、能勢妙見山さんがインスタで紹介してくれていました。星稜の前で自転車を持ち上げているのが輪行マイスターです。
https://www.instagram.com/p/Bv59CzkFwXb/?utm_source=ig_web_copy_link
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