6月に募集を開始しました、ワールドサイクル&CTJの「10/12-13 勝手にしまなみとびしま海道サイクリングバスツアー」
参加者全員の日頃の心がけが良いのか、この3連休の天気の良さといったらもう、最高。
10月12日の早朝、奈良・天王寺・梅田で参加者・スタッフ合わせて30名を乗せたバスと、全員の自転車を積んだトラックは一路尾道に向けて出発。12時すぎに尾道駅前駐車場に到着し、自転車の準備を行い、各自スタート。
このツアーは、自分のペースで、自分の好きなところで立ち寄れる「勝手に」シリーズ。早速尾道ラーメンを食べに行く方、渡船で「向島」に渡る方など様々。あっという間に駐車場は空っぽに。
私(岩田)とスペシャルゲストのちゃりん娘の二人(和泉まいさん、松本奈々さん)は尾道ラーメン「喰海(くうかい)」をのんびり頂いてから、2時頃の向島行きの渡船に乗船。ワールドサイクルツアー以外のサイクリストも沢山ご一緒です。
さてと、行くぜ、しまなみ海道!
車道の左側にペイントされた、通称「ブルーライン」に沿って、ルンルン気分で走行開始。向島を約9キロ走ると、最初の橋「因島大橋」をわたります。しまなみ海道の中で、唯一ここだけ2階建て。上が車、下が自転車、歩行者、125cc以下のバイクが走ります。
走り終えると、最初の通行料のチケット(50円)を投入します。現在橋の通行料を無料にしようという活動も行われているようです。
因島大橋を渡ってすぐのところにあるのが、はっさく屋さん。店主の柏原さんはとっても気さく。実ははっさくが夏頃より不足していて、販売を中止していたのですが、なんと本日(10/12)から再開。
やっぱり日頃の心がけが良いおかげでしょうか?
柏原さんが「新製品やで」とおっしゃる「ぶどう・甘夏大福」をいただきました。
「新製品って、いつからあるの?」 と質問すると、
「去年くらいかなぁ」
って、それもう新製品ちゃうやん! とツッコミを入れつつ、次の橋へ。
因島を約10キロ走って、次の島、「生口島」に到着。生口島といえば、立ち寄らない人はいないというほどの、人気店、ジェラート専門店「ドルチェ」。
駐車場も駐輪場も広くて、天気がいいとテラスでいただくこともできます。
すごい数のジェラートやアイスがあるのですが、おすすめはその季節しか味わえない、季節限定物。今なら栗ですよね。
生口島から大三島に向かう時に渡るのが、世界で2番目に長い斜張橋「多々羅大橋」
是非ここでは2本ある橋脚で立ち止まって、柏手を打ってみてください。おもしろい事が起こりますよ。
大三島橋、伯方・大島大橋をわたります。そろそろ夕暮れ、急げ急げ。そろそろライトをつけましょう。
5個目の島「大島」は唯一海岸線ではなく、島の中央部を突っ切ります。ということは、ちょっとだけ坂道がありますので、ご用心。
上りがあれば、下りがあります。大島のダウンヒルと豪快にかっ飛ばすと、見えてきたのは夕日に染まる来島海峡大橋。なんと美しい夕日でしょう。
ここでの夕日を堪能するために、日没の5時頃目指してカッ飛んで走った方もいらっしゃいました。その価値十分。
その来島海峡大橋を走るためには、ぐるんぐるんと緩やかな坂道を登っていきます。
夕方6時30分、無事今治のホテルに到着。各自お部屋の中まで自転車を入れることができるので、安心ですね。その日の夕食は、今治名物やきとり「山鳥」さんで、地鶏をたっぷりいただきました。
二日目
宿泊していたホテルから自転車で1分。くるしま海道に渡るため、8時25分のフェリーに乗船。約1時間の船旅です。
昨日わたってきた、来島海峡大橋の真下をくぐります。最高のド迫力撮影スポット。
岡村港で記念撮影をしてサイクリングスタート。初日のしまなみ海道は参加者の方がまさに「勝手に」サイクリングを楽しみましたが、二日目はほとんどの方が一緒になって、走り出しました。
そういう私もとびしま海道は初めてで、ちょっとコースが不安だったので、皆さんと一緒にスタート。
今回の私のバイクは、尾道生まれの尾道メイド、アンデックスの「凪スピード」という小径車。
アンデックスって、自転車に詳しい方にもあまり知られていないと思いますが、実は3年前に生まれた出来立てほやほやの自転車ブランド。アンデックスという会社は車や新幹線などの塗装ブースを製造している会社なのですが、「社内ベンチャーやってみろ」という社長の言葉に反応した一人の自転車好きの社員が、
「しまなみ海道のイメージで自転車を作りたい」と言ったのが始まり。ミニベロの使いやすさを残しつつ、ロードバイクの爽快さを併せ持つバイクです。実は私も初日の朝に尾道で初めて受け取ったのですが、クセのないのり心地ですぐに気に入りました。
センタースタンドがついているので、立ち寄りスポットの多いしまなみ・とびしま海道を走るのにぴったり。
近日中にワールドサイクル・ベックオンでも取り扱い予定ですので、お楽しみに。
大崎下島の御手洗に立ち寄りました。まるで映画のセットのような街並みでしょ。江戸時代以降、潮待ち・風待ちの港町として賑わった街で、現在も江戸後期から昭和初期の建物が残っています。
ここは自転車を降りて散策。
他にもとびしま海道の名所をご紹介。
上鎌刈島では、清掃活動に勤しむ子供たちから、元気いっぱい大きな声で、「こんにちわ」で、ほっこり。
参加された方にプレゼントしたのは、新製品の和菓子でチャージ ようかん(羊羹) 20g と、梅丹本舗 フルーツサイクルチャージ。
コンパクトですが、カロリーたっぷりで、胃にもたれませんので、ちょっとした休憩中に食べておけば、お腹が膨れず空腹になりません。
そんなこんなで、午後1時すぎ、ゴールである川尻漁港の駐車場に到着。あぁ~もう終わっちゃったよ。
スタッフたちによって手際よく自転車がトラックに積み込まれます。
トラックの中で自転車はこんなふうに大切に積み込まれます。できるだけトラブルの無いように積み込みいたしますが、できればあまりにも高価なカーボンディープリムのホイールなんかは、ご遠慮いただいた方が・・・・というはスタッフの独り言・・・・・。
川尻から、初日のスタート地点尾道までバスで約1時間30分。ここで往復ルートを選択された参加者をピックアップするまでのわずかな時間、最後にしまなみの風景を目に焼き付けておきましょう。
それにしても、ホントいいお天気です。
今度は2泊3日で、瀬戸田か伯方島の民宿で一泊するのもいいなぁ! なんて、どうでしょう?
参加者とスタッフ全員とその自転車を乗せたバスとトラックは、午後2時35分尾道をスタート。無事8時過ぎには大阪・天王寺・奈良に到着。これにてツアー終了。
次回も是非企画したいと思いますので、ワールドサイクルのホームページ・ブログをしっかりチェックしておいてくださいね。
今回のコース
ちなみに、今からでも申し込めるとびしま海道サイクリング大会があるんです。
それは、
2013年11月17日に開催されるのですが、募集期限が10月21日までに延長されています。急げ!
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