改良された新型が発売されたため、この商品は在庫品限り、なくなり次第終了となります。(2014.7.17現在)
携帯工具って、どうしてあんなに使わないものばかりセットされているのでしょう? 自分が使いこなせない工具を持っていても、いざというとき何の意味がないというのに。
そこでご紹介するのは、この携帯ツール。
ご覧ください、2本の棒の先にアーレンキーとマイナスドライバーがセットされています。真ん中には合体できそうな六角穴が。先端(ビット)を交換できそうに思えて、交換できません。
組み合わせると、このように「T型」のアーレンキーとなります。セットされているのは、4mm、5mm、6mmのアーレンキー(ヘキサゴンレンチ)、そしてマイナスドライバー。実に現実的な最小の組み合わせ。
差し込み部分は軽く固定するなどという小細工はありません。挿すか抜くか。
そのため、最初なれないうちは使用中につい落としてしまうかもしれませんが、それは慣れの問題です。慣れてください。
一般的な十得ナイフタイプの携帯工具だと、キャリパーブレーキの固定ボルトが締められないんですよね。ボディが邪魔するんです。だけどこれなら大丈夫。
ブレーキシューの固定ボルトもこの通り。十得ナイフタイプの携帯工具だと、力を入れようとするとクルンと回ってしまって、イラッとしたことありません。これなら大丈夫。通常の工具と同じ感覚で使えます。
ディレイラー固定ボルトもこの通り。
ボトルケージの固定ボルトも、ボトルケージの形状によってはイラッとしますよね。複雑なところにも、使いやすいのです。
ディレイラーの調整ボルトって、サイズの合わないプラスドライバーよりマイナスドライバーの方がずっと使いやすいって、ご存知でした?
プラスドライバーだと、カムアウト現象といって、押さえながら回さないとドライバーの刃先がネジの頭の外へ逃げようと浮き上がってしまいます。ですがマイナスドライバーなら大丈夫。トルクを必要とする箇所ではないので、ちょこっと調整するくらいなら、マイナスドライバーのほうがよっぽど便利。しかも細くてフレームと干渉することもありませんよ。
この工具、ブランド名と商品名を「Fix It Sticks(フィックスイットスティックス)」といいます。本国のメーカーサイトを見ても、コレしか造ってないんですよね。実に潔い。気に入りました。
写真だとレザインやバーズマンのように美しい表面仕上げのように見えるかもしれませんが、そんなことはありません。無骨な感じで、ますますそそられます。
改良された新型が発売されたため、この商品は在庫品限り、なくなり次第終了となります。(2014.7.17現在)
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