光物大好きなワールドサイクルの岩田です。
今回ご紹介するのは、自転車用ウィンカー付きテールライト。これまでも自転車用ウィンカーは沢山ありましたが、これまでのものとはかなり違いますよ。
まずはパッケージ。クリアパッケージで、中身が一目で分かります。既に電池がセットされていました。
本体の裏側。光と振動のダブルセンサー付き。「ON」にしておけば夜間は自動的に真ん中の赤いライトが「点滅」します。単3電池を2本使用します。電池交換の際は、小さなプラスドライバーが必要です。
「ON/OFF」スイッチの隣にあるのが、光センサーのスイッチです。
本体の横幅は約11cm。 自転車用としてはギリギリの最大サイズだと思います。これ以上大きいと、サドルの下に取り付けたとき脚裏に当たりやすくなるでしょう。かといって小さいと、左右が分かりにくくなります。
そしてこれがコントローラー。スイッチです。なんと「ワイヤレス」 面倒でかっこ悪くて、つい千切れてしまうコードが不要なんです。これは凄いですね。
しかも、今までこういった商品って、「ママチャリ用」だったんです。ママチャリということはハンドルの太さが22.2mm用。となると、最近主流のバークランプ径が31.8mmのロード用ドロップハンドルには全く取り付けできませんでした。
ですがこれは違います。付属する3種類のスペーサーを全て取り付ければ22.2mm用、全て外すと31.8mmにも対応するんです。これならロードバイクにも取り付けられます。
本体は最近のLEDライトを意識してか、シリコン製カバーをかぶっています。
さぁ、動画で動きをご覧ください。スイッチも本体も工具不要で取り付け可能。当然配線も無いので、あっという間に取り付け完了です。
ウィンカーはかなりクイックです。車幅が狭く動きがクイックな自転車には、コレくらいスピードが必要です。ウィンカーが点滅中は、真ん中のライトは点滅から点灯に自動的に変わります。
ウィンカーは自動的に消灯はしませんので、自分でスイッチの真ん中を押して、消してください。
スイッチ部分のシリコンをはがすとどうなるでしょう。むむむ、無骨なスイッチですね。電池はCR2032が2個必要ですが、もちろんあらかじめセットされております。スイッチとブラケットは一体式ですので、取り外す時はブラケットごとになります。
反応したことが分かるように、操作時は左右の青色LEDが点滅します。これは本体の電源とは連動しておりませんので、付けっぱなしにはご注意ください。
なにやら昭和なイメージのスイッチです。もちろん生活防水ですので、多少の雨に濡れるくらいは大丈夫ですよ。水没するのはダメでしょう。
さらにこの商品の特徴。それはブラケットが3種類も付属すること。
まずは最も使われると思われる、シートポストに固定するタイプ。太さは20~30mmに対応します。
エアロシートポストには取り付けできません。
エアロシートポストの方には、サドルのレールに固定するタイプがいいでしょう。レールの太さは6~8mm対応です。 フィジークのカーボンレールには取り付けできませんでした。
最後に、リアキャリアに取り付けるためのブラケット。ここまで用意してあるとは、なかなかやりますね。キャリアのパイプの太さは、6~8mm対応です。
いずれも樹脂製ですが、少々柔らかい樹脂を使用しております。特にサドルのレールに取り付けるブラケットは全体が長いため、ぶるぶると震えます。
ライト本体は、スライド部分に取り付けます。上下逆には取り付けできない構造になっております。
私の通勤バイクに取り付けてみました。マウンテンバイクにトピークのリアキャリアを取り付け、その上にトピークの着脱式バスケットを取り付けておりますが、キャリアには取り付けできませんでした。
そこで、バスケットに取り付けます。ワイヤーが細いので、ゴムのスペーサーをビニールテープで巻いて固定した上に、ブラケットを取り付けました。
めでたく、取り付け完了。
凄い存在感ですね。リアバスケットの後はあまりにも目立ちます。
スイッチはこんな感じに点灯します。スイッチと本体の距離は1.5m以内ということでしたが、実際に試してみると3mくらいまでは充分届きました。タンデムバイクにも取り付けられますね。
これまで多くのウィンカーを試してきましたが、今のところコレが一番使いやすいと思いました。フラッシャー世代にはたまらないですね。
※こちらの商品は取り扱い終了となりました。
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