今年は新車で臨む関西シクロクロス。第2戦の富田林石川と、第3戦の美山向山に行ってきました。
まずは第2戦の富田林石川(11月10日)。関西シクロクロスでこの会場を使うのはまだ2回目ということで、もちろん私も初めて。最終的には大和川に合流する石川の河川敷。3~4年前までは草ぼうぼうで何もできない荒れ地だったそうですが、関西シクロクロス(京都車連)の粘りづよい交渉により、こんなに広々としたコースに生まれ変わりました。サイクリングロードでサイクリングやジョギング、犬の散歩をする方々もしばし足を止めて、自転車レースに興味津々。
コースはというと、ほぼ芝生のパワーコース。一部盛り土のように盛り上がった部分があり、そこを何度かアップダウン。スタート直後はタイヤで巻き上げられた砂ぼこりで前がかすむほど。
昨年2度目のM2に昇格した輪行マイスターは、89人中42位で2pointゲット。
レース後のバイクで一番汚れていたのはこちら。リアディレイラーのプーリーには芝生というか草がびっしり絡み合っていました。
続いて11月24日は、第3戦となる美山向山。このコースは3年前に走ったことのありますが、前日が雨だったため、ぐっちょんぐっちょんでつるっつる。カンチブレーキは効かないし、タイヤは泥が付きっぱなしでスリックタイヤ状態。半泣き状態で下って、震えながら洗車した思い出のある場所です。
車で約1時間半かけて、7時前に会場に到着。まだガスってます。この時点ですでに気温7度とちっとも寒くないのは、ありがたい。
駐車場から会場までは約800メートル。途中緑の苔の上に、真っ赤な小さな紅葉がふわっと降り積もっていました。
今回のスタート位置は真ん中のやや後ろより。ここは前半の芝生エリアと、マウンテンバイクコースのような山岳エリアの2つが一度に楽しめるコース。スタート直後の芝生の直線で、私の右斜め前の選手がスリップして転倒。スローモーションのようにはっきり見えていたのですが、なんと左側、つまり私の進路をふさぐようにツツツーっと滑ってくるではありませんか。スタート直後で道幅いっぱいに選手が走っていますので、左側によけることもできず、思いっきり踏んづけて、自分も転倒。「ごめんね~」~ってすぐに立ち上がってリスタート。シクロクロスレースに怒声はありません。
細かいターンの連続する芝生エリアと、急な上り下りと木の根っこの連続する山岳エリアを交互にこなし、82人中36位。今回は3pointゲットです。急坂をバイクからおりて駆け上ろうとしたときに、一歩目でがくんとなってしこたま左の膝を打ち付けたところが痛い。
レースの後は、食事です。美山向山のコースは、関西シクロクロスの中でも最も地元の応援が多いというか、地元の方の飲食ブースが沢山。でも人気すぎて混んでいたので、これまたほぼ毎回出展してくれているヒマワリさんのタイカレーをいただきました。
駐車場で帰り支度をしていると、同じCM2で走っていた知り合いを発見。2周目でチェーンが外れてリタイアしたそうで、なんとリアディレイラーがもげてしまったと。実際シクロクロスのレースでは、パンクやチェーン外れ、リアディレイラーがもげるのは日常茶飯事。見せてもらうと見事にリアディレイラーを取り付ける軸から破壊されていました
しかもこれ、Di2(シマノの電動シフト)なので、リアディレイラーだけで2万円以上。エンドも曲がっているので、そこも交換ですね。フェルトのバイクなので純正でもオッケーですが、マーウィーというメーカーから、あらゆるブランド・年代のリアエンドが発売されています。これはかなり便利です。
レース後は洗車ですよね。現地で洗車もできますが、長蛇の列ができていたのと、自分は自宅で洗えるので、車が汚れないように気を付けて積んで帰りました。
きつい汚れはこの2か所。タイヤとSPDペダル。美山の粘土質の泥は、水をかけただけでは落ちません。水とブラシと交互に根気強く洗います。
タイヤ一本分の泥を落とすのに、3~4分かかりました。ブラシでこすりまくって暑いくらいです。
あとはチェーンとディレイラー、フレームを洗えば完璧。フレームには細かい砂が付着しているので、簡単だからと濡れたウエスなどで拭いてしまうのはご法度です。汚れが研磨剤となり、やすりで削っているような状態と同じです。フレームの塗装面が傷んでしまいます。食器洗い洗剤を泡立てて、スポンジにたっぷり含ませてフレームを優しく水洗いしてあげましょうね。
最後に水分を拭き取って、チェーンとディレイラーに注油、フレームにワックスを塗れば終了。朝5時半に出発して、帰宅は1時過ぎ。トップカテゴリーのC1を応援して1日楽しむのもよし、カテゴリーがC3/C4/CM3/CM2なら、午前中には自分のレースは終了して、早めに帰るのもよし。
次のシクロクロスレースも、よろしく頼むよ。
全国のシクロクロスのレースは、すべてここにまとめられています。
AJOCC 日本シクロクロス競技主催協会
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