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最近は本当にDISCブレーキ仕様のロードバイクが増えましたね。
特にシマノコンポーネント仕様のDISCロードユーザーが多いようにですね。
ということで今回はシマノ互換のロードバイク用ブレーキパッドを3メーカーご紹介致します。
まずは
SHIMANO(シマノ)
基本的にはレジンパッドかメタルパッドそしてそれに冷却フィンがついているか否かに分別されます。
レジンパッドは時にオーガニックパッドやセミメタリックパッドと記されることもありますが、樹脂で固められた複合繊維からできています。
金属と比較して柔らかい素材となり、一般的にブレーキング時の音鳴りがしにくくなります。
メタルパッドはメタリックパッドあるいは焼結パッドとも呼ばれ、名前から想像できるように金属の粒子を融合させて作られます。
メタルパッドを選ぶべき理由は天候ひいてはウェットコンディションの頻度によって決まるとも言えます。
特にウェットコンディションにおいてはレジンパッドに比べて摩耗が大幅に少なく、結果的にブレーキパッドを交換する頻度を減らすことができます。
一般的にはレジンパッドは静粛性が良いがフェード現象が起きやすい。
メタルパッドは、ブレーキの効きが早くオールウェザー対応だが音鳴りがしやすいといったところでしょうか。
シマノは、新しいパッドに交換した際は乗車前に慣らし走行を行って、
低速からの強いブレーキングを10回繰り返すことをお勧めしているそうです。
では、商品名を見てみましょう。
L02A Resin、K03Ti Resin、G03S Metal、J04C Metalなどの商品名があります。
最初の頭文字にLやK,G,Jなどが使用されていますが、これには規則性や関連性はないようです。
例えば、LとJは冷却フィン付き、KとGは冷却フィンなしのようです。
次の数字についてですが、
02はレジンパッドでまだまだ完成車についていることが多いですね。
03も同じくレジンパッドですが、02の改良版となり耐摩耗性や静粛性が向上しているそうです。
04はメタルパッドとなります。
最後のアルファベットはパッドを固定しているバックプレートの素材になります。
Aはアルミ、Tiはチタン、Sはステンレス、Cはカーボンとなるようです。
SHIMANO(シマノ) ブレーキパッド商品一覧
下記の互換チャートから使用できるパッドをセレクトしてください。
互換チャート(外部リンク)
2020-2021 SHIMANO Product Information Web
次に
SWISS STOP(スイスストップ)
基本的にはすべてレジンパッドになり、3モデルあります。
各モデルの違いを代理店に聞いてみました。
●Eシリーズ(Endurance)
基本的には エンデュランスモデル です。
安定したブレーキ、低騒音でローターに優しい、長寿命
評価は
耐熱:ブレーキ時の熱からの影響
寿命:距離に対して性能を保っていられるか
変調:急にガツンと効き始めないかどうか ライダーの入力に対して素直かどうか
耐熱:9、寿命:9、変調:9
●RS
基本的には レースモデル
スムーズなブレーキ調節が可能、柔らかめのコンパウンドだと思われます。
ウエット、ドライ関係なく静か
スピードコントロールしやすいパッド、耐久性は他のものに比べて低いそうです。
評価は
耐熱:7、寿命:8、変調:9
●EXOTherm 2
以前はエクソサーモと言う名だったのですが、一度リコールをかけて作り直したモデル。
(以前の性能の良くないパッドは熱を加えるとバックプレートとパッドが剥離する場合があったようです。)
やはり放熱フィンがついているので激しいブレーキや長いダウンヒルに発生する高温時でもスムーズで安定した性能を提供します。
評価は
耐熱:10、寿命:9、変調:9
どのモデルも他社に比べて性能は高く、その中でも特徴が少しずつあるようです。
SWISS STOP(スイスストップ) ブレーキパッド 商品一覧
最後に
vesrah(ベスラ)
オートバイでは高いシェアを誇る国内ブランドで日本製とのこと。
ロード用のパッドは、1種類しかありません。
レジンとメタル両方を配合しているため、セミメタルという位置付けになるようです。
他社のメタルと比べるとローターの寿命やブレーキの効きのバランスが良く、高音域の音鳴りが少ないそうです。
基本はコントロールブレーキ重視でガツンとブレーキを利かせるコンセプトではないそうです。
vesrah(ベスラ) ブレーキパッド 商品一覧
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