昨年新しくスタートアップしたサイクルウェアーブランド「7ITA(セブンイタリア)」の2015春夏の新作モデルが入荷しました。(昨年からの継続モデルもありますので、そのレポートはこちらをご覧ください。)
まずは並べて比較してみます。上のニコチャンマークが昨年モデルのSサイズ。下のネイビーが2015モデルのXSサイズです。XSサイズのほうが丈が少し長いようですね。背中側を並べてみると、2015モデルのほうがバックポケットが15mmほど深くなっています。実は昨年モデルのバックポケットが少し短いなぁと思っていたので、この改良は大歓迎です。
続いて袖も変わっていました。2014モデルは一般的な折り返したものでしたが、2015モデルは薄くてピッタリフィットして痒くなりにくい素材に変更されています。レーサーパンツの裾にも使用されているのと同じものですね。
しかも右肩だけイタリア国旗をモチーフにしたデザインで、なかなかイタリア色をアピールしていたかっこいいですね。フロントジッパーは一番上に上げた時にあごのしたでチクチクしないように、小型でラバーコーティングされたものです。実はこれ、下側にするときはつまみを持たないと下げられません。つまり両サイドの生地が引っ張られたりすることで自然と下がることの無い「かしこいジッパー」を採用しているのです。表からはわかりませんでしたが、裏側を見ると生地が全く違います。より通気性が高く超軽量なInterpower素材というものを採用しています。つづいてビブショーツ。これも表から見るとデザイン以外にどこが変わったのかわかりませんが・・・ 裾の素材は去年と同じく薄くてフィットしてずれにくい素材を採用。2015モデルの袖と同じです。 大きく変わったのが、レーサーパンツのかなめともいえるパッドです。もともとパッドのつくりには定評がありますが、更なる改良が加えられています。凹凸が細かくなっていますね。 アップで見てみるとこんな感じ。なんだかマッサージ効果も期待できそう。 実際に履いた状態では、こんな感じになるかと思います。 ココは継続ですが、ビブショーツの背中にポケットが。コレ何を入れる為のポケットかご存知ですか?
レース中の選手が無線のバッテリー(トランシーバー)を入れるためのポケットなんです。監督からの指示を受けるためのものなのですが、このあたりレースブランドって感じがします。ちなみに今はレース中の無線使用は制限(禁止)されています。42歳のおっさんが着て見ました。参考になるかわかりませんが、身長166cmで59kgくらいです。上がXSサイズ、下がSサイズを着用しております。サイドのラインと背中、バックポケットのラインがかっこいいですね。7ITAのロゴもインパクトがあります。
実際に着用して走ってきました。(ココがどこだか分かる方は、フェイスブックのコメントで。最初の方には素敵なプレゼントをお送りします。) 袖が少し長めに出来ているため、アームカバーとの隙間が出にくくなっています。袖が長いのは最近の半袖ジャージの傾向ですよね。この日の気温は16~22度くらいで絶好のお花見日良いでしたので、Interpower素材の実力はわかりませんでした。
パットの違いはすぐに分かりました。細かい凹凸がというよりも、写真では分かりにくかったのですがより小股の形に立体的にフィットするようになっているんですよね。脚の部分がきちんと下に延びているので、その部分でパットが窮屈にならず、脚がすっすっと前に出る感じがしました。
ロングライドで一日中はいているときなんか、このフィット感の高さはかなり有効だと思います。メーカーが綺麗な写真も用意してくれましたので、ご覧ください。左側はコラッジョ川西の柳瀬選手です。いかにもロード選手体型でかっこいいですねぇ。右側はモデルのお姉さん、表情が流石です。
商品は3月中旬から入荷しておりますが、既に一部商品は品薄になってきております。今期の春夏モデルの入荷は一度限りですので、気になったモデルのサイズがあれば、お早めにお選びくださいね。
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