私結構ご紹介している回数が多いと思うのですが、ボトルケージにセットすることの出来るツールケースです。
それまで予備チューブや携帯工具はサドルバッグに入れていたのですが、せっかく軽量なサドルやシートポストにしてもそこに荷物を載せてしまうと全く意味がなくなってしまうのと、ダンシングでサドルを振ったときに重たいサドルが揺れる感触が気になって仕方がありません。
代わりに登場したツールケースも、中身が出し入れしにくい。そこで数年前にヴィットリアから登場したツールケース。
これは目からうろこでした。構造的には眼鏡ケースやふでばこと同じようなモールドケースを使用したもの。フルジッパーで全体が真っ二つに開くのと、デッドスペースもほとんどないので、ぎっしり中身を詰め込んでも、出し入れがしやすい。
ボトルケージを一つ占領してしまい、ダブルボトルに出来ないという欠点がありますよね。でも真夏に2時間以上走り続けるってよっぽどの人だと思いますので、大きめのボトルで補給しながら走ればボトルは1本でも全然問題ありません。
カーボン柄やカモフラ柄、中の仕切りが細かくなったタイプや、止水テープを使用したものなど、各社いろいろ工夫を凝らした新商品を開発してくるのですが、私はどうしても一つ不満があったのです。
短くって、超小型で7気圧入れようと思ったら超大変な携帯ポンプしか入らない。そこで、ワールドサイクルのオリジナルブランド「R250」から、全長220mmのツールケースを開発しました。比較してもらうとこんな感じ。
なんと、容量130%
大きすぎと思うかもしれませんが、これでも大き目のボトルよりちょっと小さいくらいです。Sサイズのロードバイクのシートチューブ側のボトルケージでも充分入ります。(物によっては入りにくい場合があります)
ヴィットリアの場合、長さ160mmまでの超小型携帯ポンプしか入りませんが、R250の場合は長さ210mmまで余裕で入ります。小型ワイヤー錠やニップル回しなんかも、充分入ると思います。
トピークでいうと、この差はこの2つのモデルの差になります。そりゃT型ハンドルのような力が入れやすいので、楽に空気が入れられますよね。
止水ジッパーを採用していますので、完全防水とまでは行きませんが、細かな雨であれば簡単に中まで水が浸入するということはありません。またジッパーのコイルが外に出ていませんので、雨水や汚れなどでジッパーの動きが悪くなるということもありません。
ただし、止水ジッパーということで全体に少し動きはカタメです。特に角の部分は、外側に引っ張るような感じで動かすと、軽く動きますよ。
ボトルケージの引っかかりがはまるように、ジャストな位置にくぼみがあります。走行中のゆれや衝撃で、ツールケースが外れて落ちてしまうということもありません。
実際にセットしてみるとこんな感じ。メリダのSサイズ(芯~トップ500mm)のスローピングフレームですが、充分余裕があります。
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