どの駅にも必ずありますよね、コインロッカー。 大きな荷物を持って歩き回るのはしんどい時に、預けておくと便利です。
ところで皆さん、そのコインロッカーに自転車が入るってご存知ですか?
実は私も昨年知人に教えてもらったのですが、このたび初めて利用してみました。
場所は東京駅の地下1階(改札内)と1階の2か所。正式名称は「手荷物預かり所(クロークサービス)」といいます。
その日私は大阪から始発の新幹線に乗って東京駅にやってきました。当日は自転車に乗らないのですが、翌日乗るんですよね。じゃあ一日自転車をどこにおいておくか?
その時利用したのは、地下一階のグランスタ内にある 「手荷物預かり所(クロークサービス)」に直行です。なんと朝8時30分から開いているため、大阪で始発の新幹線に乗っても待ち時間なく、預けることが出来るのです。
場所はこちらです。1階にある方も一緒にご紹介しますね。
ホントは自転車丸ごとコインロッカーに入れるのではなく、輪行袋に入れなければいけません。要するにJRの規定でいうところの「輪行状態」ですね。実際こうなっております。
- 縦、横、長さの合計が 250cm 未満のもの(長さは 2m まで)
- 1個の重さが 30kg 未満のもの
- その他係員が保管に適さないと判断したものについては、お預かりいたしません。
1階のクロークは、「訪日のお客さま向けサービス」なんて書いてありますが、電話で確認したところ日本人でも同様に利用できるよということでした。
1個あたりの値段がなんと600円。大型コインロッカーと同じ価格なんです。違いは営業時間が微妙に異なるところです。変わるかもしれませんので、常に最新の情報をご確認ください。
新幹線で輪行してきたままの状態で、改札を出て歩くことおよそ3分。地下1階のクロークにチェックイン。輪行袋にバックパックも詰め込んで、預け入れ完了です。
夜も8時まであいています。※手荷物のお受け取りは20:30まで
預けられる自転車の台数は、数十台とわりと広いようです。セキュリティの関係で利用者は保管庫の中を見ることは出来ませんので、受付で自転車を渡せば係りの方がバックヤードに出し入れしてくれます。
もちろん他の大型荷物と同じスペースに保管しますので、明確に台数は発表できないですよね。時々大会か何かあるときは、まとめて預けられることがあるそうです。また、時間帯によっては行列が出来るそうなので、ある程度の待ち時間も考慮しておいて下さい。
台数がまとまる時は、あらかじめ連絡をしておくとスムーズかと思います。それと原則当日預かりですので、日をまたぐ預け入れは出来ません。
めったに無いとのことですが、時間帯によっては保管庫が満杯で受付終了になるケースもあるそうです。
東京出張に絡めて翌日サイクリング!なんて時には、ピッタリですね。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
さて、東京駅が素晴らしいのは良く分かりました。他の駅ではどうなの? まずは地元大阪駅で確認してみました。
ウェブサイトには預けら得る荷物の大きさや費用が書かれていないので、電話で聞いてみました。
- 1日700円
- 輪行袋に入っていれば自転車もオッケー
ということでした。なんと、東京よりも高いのに利用時間も短い!
朝10時からですので、仕事前に預けておくのはキビシそう!
京都駅、新大阪駅、関西空港には、「crosta(クロスタ)」という新しい手荷物預かり所ができていますね。こちらの特徴は最長15日まで預かってくれるそうですよ。
他にも、大きな駅であればコインロッカーに入らないような大型の荷物一時預り所があるかもしれませんので、直接お問合せしてみてください。
とにかく、東京駅はブラボーです。
※2022年3月23日時点の情報です。営業時間・料金は変更する可能性がございます。
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