サイクルパーツの場合、男性用・女性用と別れているものはごくわずかなのですが、サイクルウェアーになりますとほとんど男女別のランナップとなります。
サイクルパーツの女性用は、女性っぽいカラー・デザインだったり、サイズが小さいだけだったりしますが、サイクルウェアーは違います。カラーやデザインは女性っぽくなっているのは同じですが、体形が違いますから、男性が女性用を使ったり、その逆はフィットしない場合がほとんどです。
でも、一部のパーツは単純に女性用が男性用より小さいだけというものがあります。
たとえば、グローブ。夏用指切りグローブですが、メンズ用が「229」、レディース用が「W229」 グローブの場合のサイズは、手のひらの幅と厚みです。
型番の前に「W(ウーマン)」が付くかつかないかの違いですが、だいぶ形が違いますね。レディース用はメンズに比べて指が長い。もう一つ、手首も長いですね。
いずれも「日焼け止め」に重きを置いた結果です。でもデザイン的には、W229ってそんなにレディースって感じします? これなら別に男性が使っても変じゃないですよね。
サイズを見てみましょう。グローブのサイズは、手のひらのぐるり一周の長さを測ります。私の場合ちょうど20cm。
パールイズミグローブのサイズ表(2016) メンズ&レディース
S | M | L | XL | |
メンズ | 21-22 | 22-23 | 23-24 | 24-25 |
レディース | 18-19 | 19-20 | 20-21 |
20cmということは、パールイズミのメンズグローブなら「S」でも大きいということになりますね。でも実際は「M」サイズがぴったりです。
レディースに当てはめると、20cmはMサイズかLサイズになりますね。
実際W229グローブのMサイズをはめてみました。
少しキュッとしていますが、問題なさそうです。「L」サイズのほうが良かったかもしれません。
手首が長いのがよくわかります。
手首が長いので、アームカバーと隙間ができておかしな日焼けをしてしまうことがありません。手首の内側にマジックテープがありますが、そのサイズが小さいのも好印象。
5本とも指先が開いているので、スマホの操作も全く問題なし。最近のフルフィンガーグローブの指先はスマホに反応するものがほとんどですが、あれ、なかなか反応が悪いんですよね。グローブの分指先が太くなっているため、思ったところがタッチできないイライラも加わって、結局グローブを外して操作することが少なくありません。開いているのは指先だけですので、日焼け防止能力はフルフィンガーとほとんど変わりません。
他にも気に入っている点が、あと2点。
1点目は、親指と人差し指の間のアーチに、縫い目が無いところ。
ロードバイクのブラケットを上から握ったときに、ごろつく縫い目がないので、快適なのです。
2点目が、手のひらの外側のパッド。この位置がかなり絶妙。
ロードバイクのブラケットを上から握ったときに、ちょうどこのパッドがハンドルと手の間にむにゅっとはまります。
グローブのパッドの位置が悪いと、グリップが太くなってしまうものがありますが、229/W229のパッドは絶妙な位置にあるため、そういうことがありません。これもかなりポイント高いですね。パールイズミ流石です。
2年前にご紹介したこのモデルより、格段にレベルアップしています。
ということで、手が小さい、もしくは手が細い男性の方には、レディース用グローブという選択肢もおすすめです。
※こちらの商品は取り扱い終了となりました
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