4年ほど前に、東京駅の中に手荷物預かり所に、輪行袋に入れた自転車を預かってくれるサービスがあるというのをご紹介しました。
その時は東京駅の構内(地下1階のレストラン街の中の手荷物預かり所)だけだったのですが、その後駅構外でも輪行袋を預かってくれる手荷物預かり所が追加されました。
と思ったら、今や東京駅だけではなく、日本中の郵便局やカフェや美容院やレストランやCDショップやカフェやレストランでも、輪行袋に入れた自転車を預かってくれるサービスがあるんです。
それが、ecbo cloak(エクボクローク)
ecbo cloakって簡単に説明しますと、いろんなお店や施設のちょっとしたスペースを、手荷物預かり所としてシェアするサービスのことです。借りたい人はネットで予約すれば利用可能で、スペースによって利用料金や時間、定休日が異なります。もちろんシェアする方は、利用料の一部が手数料として受け取れます。あらかじめどれくらいの大きさの荷物が何個預かれるかを登録しておくので、オーバーブッキングすることがありません。
何がうれしいって、輪行袋に入れた自転車を預かってくれるんです!
例えばここは東京駅の丸の内北口にあるJR東日本のトラベルサービスセンター。手荷物預かりはクロネコヤマトさんが受託しており、ecbo cloakでも予約を受け付けています。
この日は調査のために立ち寄っただけなのですが、丁度オーストリッチの縦型輪行袋が預けられていました。カウンター前まであふれるくらい荷物が保管されています。
真正面から見ると、こんなところです。まさに東京の玄関口です。東京駅のレトロな駅舎の膨らんでいるとことです。
元々手荷物預かり所だったところが、ecbo cloakに登録していある場合もあれば、カフェや美容院など、ecbo cloakでしか手荷物預かりを受け付けていないところもあります。注意しないといけないのは、元々手荷物預かり所をしているところに預ける場合と、ecbo cloakを通した預けるのとでは、料金やサービス内容(時間や休業日)が異なることがあるところです。
たとえばこの東京駅の丸の内北口の手荷物預かりでは、直接預ければ1日600円。当日のみです。
ecbo cloakで申し込めば、1日800円。当日申し込みは不可。ただし、複数日の預け入れが可能なんです。もちろん事前ネット予約のみです。どちらが便利かは、あらかじめちゃんと調べておいてくださいね。 ※価格は2019年6月時点のものです。
ecbo cloakの場合は、スマホにダウンロードした専用アプリで予約します。場所と日付・時間などの条件を入れると、自動的に場所が表示されます。東京駅だとこの4か所。
3つめは、東京駅の丸の内南口の手荷物預かり所です。4つ目は臨時で改札内の南北通路にあります。この4か所はもともと手荷物預かり所として運営しているところなので、大型荷物が1日800円ですが、他のところはほぼ45センチ未満は300円、45センチ以上は600円で統一されているそうです。
他に注意点としては、検索日時と定休日や定数が連動しているので、以前表示されていたところが表示されないこともあります。日時を変えると、表示されることもあります。支払い方法は、クレジットカード決済のみとなります。当日キャンセルは不可で、返金もされません。
出張ついでに翌日休みを取っておけば、駅に着いて輪行袋を預けてから仕事をして、仕事が終われば引き取って、翌日にでも走りに行くってプランが立てられますね。ビジネスホテルに泊まるときも、自転車は輪行袋に入れておけば、まず問題ないことがほとんどです。輪行がささっとできると、いろいろと広がりますよ。
逆に、今すでにお店をされている方は、ecbo cloakに登録するってのも、ありかもしれないですね。
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