今回は「ウィンスペース T1500 matsumoto version」のライドインプレッションをお届けします♪
10年近く、ロードバイクとは異質の走行性能を持つTTバイクにしか乗っていなかった店長まつもと・・・。
ここは逆にT1500のロードバイクとしての走行感を素直に感じることができるのではないかと思っています。
今回は【重量感】【巡航性】【加速性】【振動吸収性】のおおきく4つに絞ってお伝えします。
重量感
重量感
Sサイズのフレームにサイコンマウント・ボトルゲージ・ペダル付きで「7.4kg」。
「持って軽い」と「乗って軽い」は別物なので、個人的にはあまり気にしませんが
エアロロードでこの重量はとても優秀だと思います！
手に取った感じの前後重量バランスも非常に良く好印象です。
巡行性
巡行性
エアロロードの醍醐味である巡航性能を測る基準は個人的には40km/hキープのし易さだと思っています。
※動画は最近プロでも流行りのサドル低め設定で撮影してみました笑（←ウソつけ笑）
さ～て40km/hに乗せてからは「LUN HYPER」の出番です。
タイヤは「コンチネンタル グランプリ 5000S TR 700×25C」を使用。
チューブレスレディで6気圧という低圧ながら、フニャフニャ感を微塵も感じさせない剛性感と安定性はやはりコンチネンタル!！
25Cの太さからくるエアボリュームはしなやかさを伴って、LUN HYPERとの相思相愛さを感じさせてくれます。
走行性能については軽量なチューブレスレディ対応ホイールなんかよりも、やはり軽量チューブラーホイールに分がある・・・と信じていた店長まつもと。
そのこびりついた古い考えをキレイに根こそぎ落としてくれました・・・笑
通常、リム重量が軽いと速度が落ちやすい印象なのですがなかなか落ちない・・・でも少し速度が落ちてしまっても踏み込みが軽いのですぐに立て直せます。
これは気持ちいい・・・。
ロングライドやレースでもずいぶんと楽ができそうです。
鉄下駄ホイールを履いる人から「ズルイッ!」と言われても仕方がないかもしれませんね笑
加速性
加速性
最初にペダルを踏み込んだ時の印象は・・・【軽っ！？】
BB付近からチェーンステー、リアホイールを通じてググッと前に押し出される感じ。
例えば、直立した状態で他人に後ろから腰を押されて前に進む様な印象・・・。
ダンシングの安定性も高く、ググッとあっという間に35km/hに到達。
エアロロードにありがちなもっさり感は無く「スカッ!！」とクリアな加速がもうステキッ!！
おかげで通勤時のストップ＆ゴーが苦ではなくなりました・・・むしろ信号に引っかかりたい笑
振動吸収性
振動吸収性
悪路でも突き上げ感が少なく、減速も感じられないのでノーストレス。
ステム一体成型のハンドルもしっかり振動を減衰してくれます。
「フレーム」「ホイール」「カーボンスポーク」「50mmリムハイト」「チューブレスレディ」・・・
といった複数の要素がキレイにひとつにまとまることでこの感覚を味わえるのだと実感しました。
カーボンフレームは剛性と振動吸収性という相反する特性をカーボン素材特有の性能を駆使して作られています。
質の良いカーボン素材を使えば、高性能なフレームが作れますが当然コストは上がります。
でもT1500のフレーム単体価格は【239,580円】・・・高価なヨーロピアンブランドなどと比較すれば破格の安さ。
この価格でこの性能を引き出せたのは、やはりウィンスペースの底力だと思います!！
見た目はカクカクしてイカツイ印象のT1500ですが、見た目とは裏腹なしなやかな走りには驚かされました。
もちろんLUNHYPERとの相性もバッチリでした！
ウィンスペースT1500はサイクリング、ロングライド、レースなどあらゆるシーンで、あらゆる走力のサイクリストが楽しめるバイクだと思います。
今、ロードバイク購入を検討されている方はもちろん、乗り換えを検討されている方、そしてまだ検討されていない方にも
是非ウィンスペースを知っていただきたい!！
