近頃ブルベをはじめとするロングライドを楽しむライダーや、シングルスピードバイクから派生したサブカルチャー的街乗りバイクで都会を疾走するライダーから注目を浴びているのが、このレベレイトデザインというブランド。
レベレイトデザインはアメリカ、アラスカ州で作られているオフロードツーリング用の最高峰のバイシクルバッグのブランドです。大容量のサドルバッグにフレームバッグ、ハンドルバッグなどを製造しており、アラスカのスノーレースで鍛えられた機能と堅牢性が特徴。
今回はその中から最も人気の高い巨大サドルバッグ(メーカー的にはシートバッグ)の取扱いを始めました。
一般的なサドルバッグと同じく、サドルとシートポストに取り付けるのですが、なんといってもバカでっかい。容量がんと6~14リットル。代理店のうたい文句では一升瓶が2本と500ml缶が2本入るといいます。それってサドルが大丈夫なの?という疑問は置いておいて、兎に角でっかい。
でっかいだけではなく、開口部がロールアップタイプなので、荷物が小さければ、どんどん小さくなります。例えばこんな風に。これ、同じバッグって信じられます?
サイズが2種類ありまして、大きいほうが「ビスカチャ」、小さいほうが「PIKA」 見比べてみると、幅も長さも同じ。違いは厚みです。バッグが大きすぎて後輪に当たってしまうという方向けに、少し小さいPIKAがあります。
バッグの内側には、荷物の重みで縦にぶら下がらないようにストラップが付いています。
底の部分が黄色いのは、中身を見えやすくするため。これかなり実用的です。他のメーカーも見習えばいいのにって思います。
ベルトのバックルは、左右2箇所づつありますが、それぞれバックルの種類が異なります。いずれも長さ調整が簡単に出来るタイプです。
ペダリング中に太ももの裏側(ハムストリング)がバッグに当たらないよう、シートポストと接する部分はかなり細く出来ています。ベルトの余った部分がビラビラしないような工夫も施されています。
さて、取り付けに際して一番の問題は、私のように身長160cm代の方です。申し訳ございませんが、身長が160cm未満のライダーには小さいほうのPIKAでも取り付けできないと思われます。
重要なのは、サドルから後輪までの距離、です。
代理店ではビスカチャの場合、200mm以上、PIKAの場合170mm以上必要としています。
例えばこれ、身長175cmのスタッフのロードバイク。サドル下から後輪までの距離が230mm。ビスカチャ余裕です。
こちら身長166cmのスタッフのロードバイク。ぎりぎりですねぇ。というかコレだけわずかな隙間しかありませんので、重たいものを入れた場合ズシーンと沈みます。そしたら後輪と接触!残念。
一回り小さいPIKAにしてみました。おっっっと、いい感じですね。これくらい余裕があれば大丈夫。
後輪の泥除けにもなりますね。ただし防水性はうたっておりませんので、雨が予想されるロングライドの場合は、防水バッグ(ドライバッグ)に入れるなどしてから、サドルバッグに入れるなど工夫してみてください。
これからは巨大サドルバッグという選択肢、加えておいてください。
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