海の京都 TANTANロングライド2015に参加してきました
前日祭では、スタッフ岩田のステージ上での輪行講座、ワールドサイクル・ベックオンブースも大変な賑わいでした。立ち寄って頂いた参加者の方、ありがとうございました。前日祭では少し小雨が降っていましたが、天気応報を見ると、イベント当日は雨は降らなそうな予報で一安心。
イベント当日の朝は、天橋立と朝日の美しいコラボレーションでテンションは最高潮~
エントリー数は、190kmコース452人、100kmコース1,196人と大変大規模なイベントで、その名の通り、丹後・中丹を駆け巡るイベント。獲得標高は約2300mと、がっつり登るコーですが、最年少参加者はなんと小学4年生!!
190kmコースは見ての通り結構な山岳ポイントが設けられています。100kmコースは、山岳ポイントがなく、ロングライド初体験のライダーでも参加しやすいイベントになっており、今年は100kmで、来年は190kmにチャレンジするといったライダーも大勢いました。
スタート前の余裕?
ロングライドイベント初体験
競技をしていた頃は、200kmオーバーを走る事は多々ありましたが、正直強くなりたいとだけ思って走っていたので、楽しいという感覚はありませんでした。競技をして楽しいと思える時は勝った時だけですからね。
しかし、今回のイベントは勝ち負け関係なしの楽しい~イベント。
TANTANロングライド経験者のスタッフ岩田に「ゴールまで財布と補給食と水はいらない」と言われながらも、
なんだか不安な私は、ようかん、エネルギージェル、エネルギー粉末ドリンクをバックポケットに忍ばせながらスタートしましたが、1つ目のエイドステーションでその意味がわかりました。
地元の方達の手厚いおもてなしがありました。肉じゃが・かまぼこ・バナナ・オレンジ・スポーツドリンク・水・コーヒーなどなど。
すごい・・・何でもあるやん!!
約30kmごとにチェックポイントがあり、地元の方達の手厚いおもてなしが受けられ、190kmお腹がすく事なく走りきる事ができました。
この人数分の食べ物を仕込むのは大変でしたでしょう~などと談笑しながら、笑顔のおもてなしが印象的でした。
土のグランドでは、クリートに詰まった泥を落とせるように、水とバケツまでありました。
ゴールまでの道のり
6時15分【スタート】天橋立駐車場→7時30分着【第1AS】 29キロ地点(岡田小学校)
6時00分スタートですが、何グループかに分けて出発していきますので、私達のグループは6時15分ごろにスタート。
スタート前はレースのような緊張感はなくリラックスした様子の参加者たち。前半はアップダウンも少なく天気も良く時速33~35キロくらいで気持ちよく巡航♪ もし遅れたとしても、後ろからどんどん新しい集団(トレイン)がやってくるので、自分に合った速度の集団で走る事が出来るので安心です。
一人での参加者もたくさんいて、同じ目標のゴールに向かう仲間として自然とトレインが出来るのもロングライドならではの光景でしたね。
7時30分着【第1AS】29キロ地点(岡田小学校)→8時40分着【第2AS】 51キロ地点(私立円山古墳公園駐車場)
スタートして1つ目のエイドステーションは、集団があまりバラける事なく到着しますので、ご覧の通り、トイレ渋滞が発生。
8時40分着【第2AS】51キロ地点(私立円山古墳公園駐車場)→10時15分着【第3AS】80キロ地点 酒呑童子の里
あったか~いおしるこ頂きました。この時間帯は、ウィンドブレーカーを着たり、脱いだりする事が多かったので、少し冷えた体には最高でした!
皆大好きブラックサンダーの姿も!!
第2AS→第3AS→第4ASがこのコースの醍醐味の一つで、大江山の登りを筆頭にかな~り登るまさに「グランフォンド鬼コース」で、いつまで続くの~この登りは・・・とつぶやく参加者や、自転車から降りてしまっているライダーや、途中で休憩しているライダーもチラホラ。
私も、日頃の練習不足もあり、初めて登りで自転車から降りそうになりましたが、何とか踏ん張り、登り切りました。
ご存知の方もいると思いますが、大江山の鬼伝説が有名で、鬼が出るセクション。
TANTANロングライドは参加者も多く、鬼さんも写真撮影と応援?に大忙し
10時15分着【第3AS】80キロ地点 酒呑童子の里→12時00分着【第4AS】100キロ地点 野田川わーくぱる
水饅頭、どらやき、たけのこ入りのおいなりさん頂きました。水饅頭のつるっとした口あたり、おいなりさんの中に入っていたたけのこの食感が忘れられません。
TANTAN経験者の方から、まだまだこれから登るから、食べ過ぎるとヤバイよ・・・とアドバイスを頂き、どら焼きはセーブしました。。。
山岳ステージは、しんどすぎて登りで写真は撮ってません(笑)頂上付近でお約束の一枚のみ。
頑張って登った者だけに与えられる特権、そう!これから下りに入ります。急な下りもあり、疲れてしまって、集中力がなくなりかけた参加者に監視員さんや、警告看板で注意を促します。
12時00分着【第4AS】100キロ地点 野田川わーくぱる→14時00分着【第5AS】133キロ地点 道の駅「てんきてんき丹後」
若いイベントスタッフからもおもてなし。岩滝名物てっぽうにぎりを頂いていよいよ終盤へ向かいます。
後半のエイドステーションでは、アミノ酸(BCAA)ドリンク、塩アメ、冷却スプレーなど参加者への細かな配慮も感じられたとっても素敵なイベントでした。
ここからのコースは、農道のような道をひたすらをを通ります。山岳コースが終わってひと安心している所に、ジェットコースターのようなアップダウンが続きます。地味ぃに足と体力が奪われて行きますので、走り切るには、自分のペースで走る事が大切になってきます。
14時00分着【第5AS】133キロ地点 道の駅「てんきてんき丹後」→16時00分着【第6AS】167キロ地点 伊根町役場
まだまだ元気なスタッフ岩田は、丹後着物クイーンには見向きもせず?京丹後市のマスコットキャラクターのコッペちゃんとじゃれていました(笑)この人はどんだけ元気なんだ・・・
嘘です、勿論私もですが、この後きっちり2人で写真撮ってました(笑)
岩田がはしゃいでる時私は、回復に努めていましたヨ・・・笑
サバのおぼろを散らすこの独特の「丹後名物ばらずし」が絶品で、2個目を頂いている参加者も。
個人的には、最も景色が楽しめたのはこの区間でした。後半は海辺の絶景をみながら走る事ができます。
16時00分着【第6AS】167キロ地点 16時00分着伊根町役場→17時05分着【ゴール】190キロ地点天橋立駐車場
ついに最後のエイドステーション
サバを米糖で塩漬けした「へしこ」を使った手作りパンは、塩分を欲していた体には、チーズと塩加減のバランスが絶妙で美味かったです。
ここまで来たら、ラスト30kmはほぼフラットなコース。33km~35kmの絶妙なスピードで、ゴールまで連れて帰ってもらいました。
無事190キロ完走
17:05着【ゴール】天橋立駐車場
気になっていた方も多いのでは??長旅のお供ウェアはカラフルなニコちゃんジャージ
セブンイタリアは多くのプロチームにも供給を行っており、個性的なデザインだけではなく、性能も文句なしのウェア!通気性、速乾性、フィット感どれをとっても合格点♪快適なサイクリングを楽しむ事ができました。
2015年6月28日現在ですが、ウェアが再入荷しております。
気になる方はお早めに~
モデル身長175cm・体重60kg Mサイズ着用ややゆったり目のイメージです。
ゴール後の温かいお味噌汁が身に染みる~~
エイドステーションごとにチェックポイント通過の証明シールを見せ、完走証をget
初めてのロングライドイベントで感じた事
30分以上休んでしまうと体が冷えたり、エイドの締切時間に間に合わなくなってしまう場合がありますので、TANTANロングライドでは、一つのエイドステーションで休む時間は10分~多くて20分位が良いなと感じました。勿論疲れによって、休憩時間を変える事は必要です。居心地がとても良いですが、あまり長時間の休憩は禁物ですね。
一般道を使用しますので、安全面を第一に考え、危険な下りのコーナーには、目に付きやすいショッキングピンクの目立つ看板が設置されていたり、監視員が道の曲がり角に立っていたり、先導員がいたり、道に迷う事は絶対にないと言う安心感があったイベントでした。
今回のイベントで事故が数件起きてしまいました。動物の飛び出しや、もちろん避けられない事故もありますが、スポーツバイクは一般車(ママチャリ)とは違いスピードの出る乗り物です。整備がキッチリ出来ている事は勿論、予期せぬ事態に遭遇してもバイクを操れるテクニック、自分の技量を把握して走行する事も大切だと改めて思いました。
輪行なら日帰りで丹後半島サイクリングも選択肢に
日帰りで190kmのコースを走るのは難しいかもしれませんが、100kmコースでも海岸沿いを走れる十分楽しめるコースになっていますので、一人でも、仲間とのサイクリングでもオススメのコースなのは間違いありませんね。
190kmコース(ルートラボ)
100kmコース(ルートラボ)
帰りは輪行で帰宅
輪行マイスター岩田は5分ほどで収納していましたが、私は15分近くかかって収納。
特急に乗って帰る場合などは、1本逃してしまうと1時間待ち・・・なんて事もあるので、時間短縮の為にも、まだまだ輪行のウデを上げないといけませんね・・・
前後車輪を外す縦型輪行であれば2人掛けの席で自転車が納まりますので、他の乗客の方にも邪魔になりにくく安心です。
レースでは味わえない楽しさを知れた一日になりました。来年も是非参加したいイベントNO.1ですね。
最新情報をお届けします
Twitter でWORLDCYCLE_BLOGをフォローしよう!
Follow @WORLDCYCLE_BLOG