ステップ1
輪行する駅に到着したら、通行人の邪魔にならない、壁際を探す。ギアをアウターxトップ(赤矢印)にしておきます。(到着して停止する前に、アウターxトップにしておくとよりCool)
ライトやスピードメータは取り外しますが、サドルとペダルは取り外しません。
ブレーキのクイックレバー(青矢印)を開放する。
ボトルの中身は空っぽに。
ステップ2
後輪のはずし方は、片手で後輪を地面に押さえつけながら(赤矢印)、もう一方の手でサドルを持ち上げる(青矢印)と簡単に外れる。
ステップ3
前後輪をはずしたら、フレームを逆さにしておく。フレームに傷が付かないように、スプロケット、フレームのカバーを取り付ける。先に自転車をさかさまにしてから車輪をはずすより、車輪をはずしてからさかさまにするほうが、軽くて楽です。
ステップ4
後輪のクイックレバーをはずし、エンド金具を取り付ける。そのときシャフトがチェーンにかかるようにこの位置に通す。
ステップ5
チェーンを後ろに引っ張りながら、エンド金具を後エンドにセットする。エンド金具はチェーンステーの延長線上になるように。
緩みやすいので、クイックレバーは強めに固定する。後変速機を操作して、ローギアの位置にしておくとリアディレイラーが傷みにくくなる。
ステップ6
サドルが向かって右側になるように立てたら、前後輪でフレームをはさむ。このとき左ペダルが後ろ側になるように。
後輪のスプロケットをフレーム側になるように、手前側(反チェーン側)に置く。
短いストラップで車輪とフレームを固定する。ストラップが正三角形の位置(赤矢印)になるように。
ステップ7
ダウンチューブ部分はストラップを二重に巻いて固定すると緩みにくくなる。
ステップ8
肩掛け用の長いストラップの一方を、BBにかける。このときストラップのもう一方をフロントフォークのエンドに引っ掛けておく。
ステップ9
輪行袋を外側にめくるように広げる。巾着タイプの輪行袋の場合、口紐も外側に向けて広げておく。オーストリッチの輪行袋は内側にサドルとリアディレイラーのイラストが書かれているので、そのとおりに自転車を立てる。
ステップ10
輪行袋を少したくし上げたら、肩掛け用ストラップを輪行袋の穴から出す。
ステップ11
肩掛けストラップのもう一方をヘッドチューブにかける。ストラップの長さはフロントフォークの下側(低い方)にぎりぎり引っ掛けられるくらいが目安。輪行袋を上まで上げて、巾着(ジッパー)で閉じたら出来上がり。
ステップ12
輪行袋は腰を曲げて持ち上げるのではなく、自分がしゃがんで肩紐に肩を入れてから、立ち上がるようにすると、腰を痛めません。卸すときも同様です。ドスンと下ろすとエンド金具が衝撃でずれてしまうので、サドル側からそぉっと置いてからエンド側を地面につけるようにしてください。
ステップ13 収納方法
輪行袋の収納方法。折り返したほうが最後になるように巻き始めると、巻き終わりが綺麗になり、収納袋に入れやすくなります。エンド金具とスプロケットカバー程度であれば、一緒に収納することができます。
輪行マナー
輪行に限らず、マナーの基本は「他人に迷惑をかけない」ということです。特に一般乗客に迷惑をかけたり、トラブルを起こすことの無いように、次のことを留意してください。
- 輪行をするときは、朝夕のラッシュアワーを避ける。
- 列車に乗るときは、列の前のほうから乗る。(電車の本数が多い場合は、1本遅らせれば列の先頭に並びやすくなります。)
- 列車内の置き場所は、他の乗客の迷惑にならず、振動で倒れないように固定するか、自ら支えておくこと。
- 多人数で輪行するときは、輪行作業場所、乗車車両を分散させる。
- 分解・組み立てをする場所は、通行人の邪魔にならないところで作業する。
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