「超簡易泥除け」っていうジャンルの商品、昔からあるのですが、最近入荷した コレ もなかなかの出来具合です。ご紹介いたします。
・・・・・・っとその前に、
昔、「ビーバーテール」という「超簡易泥除け」があったのですが、2012年の前半に、生産が終了してしまい、惜しまれつつ当店からも姿を消したのでした。
それから約1年、いいものが出来ました。今度は、つけたまま折りたたんで収納しておくことが出来るのです。
折りたたんだ状態というのが、この画像。真ん中からぱくっと折って、サドルの下に収納しています。
ちょっと窮屈そうではありますが、邪魔にならない位置に収まっています。どうしても収まらない場合は、邪魔な部分だけはさみでカットしてしまうことも出来ます。
アダプターで取り付けるタイプのサドルバッグを取り付けていると、干渉するかもしれません。
こういう場合、気になるのは、「○○のサドルでも取り付けられるのか?」 というところ。ちょっと代わったサドルの代表といえば、SMP。一般的なサドルよりも、サドルのレールが後方で大きく開いています。
実際につけてみました。つかないことはありませんが、かなり下に垂れ下がっています(この下の写真)。何故こうなるのかといいますと、泥除けを引っ掛けるフック部分を、サドルのレールの下側(広がっていない部分)に取り付けなければいけないためです。
シルエット的にはお尻がたれているように見えなくも無いですね。仕方がありません。
ですがもう1点この泥除けの利点を発見。上の画像の右側をご覧ください。
それは穴空きサドルと組み合わせたときに効果を発揮します。
一般的なシートポストに取り付けるタイプの泥除けを取り付けても、雨の日には穴あきサドルの穴の部分から、まるでトイレのウォシュレットのように水がかかりますが、この泥除けなら、穴あき部分まで覆ってくれるので、その心配はご無用。
いいんじゃないでしょうか。
この泥除け、「ブルックスサドル用」 というのも発売しております。
何が違うのかといいますと、ブルックスのサドルもレールの後ろ側の間隔が広いのです。
だから、ソレにあわせて、泥除けのフック部分の幅も広がっています。さらに通常のタイプと異なるのは、泥除けの先端部分もレールに引っ掛けること。これにより、泥除けがピンと水平に取り付けられるのです。
「ブルックス用はレールの間隔が広い。」
ということは・・・・・・・・
SMPのサドルにブルックス用(ナロー)を取り付けたらどうなる?
やってみました。
なんとぴったり。 ほぼ水平に取り付けられています。ただしちょっと窮屈ではあります。それと、余りにも狭い為、折りたたんで収納することは出来ません。そこはご勘弁を。
グイグイっとはまっています。
こんな小さな泥除けですが、背中の跳ね上げには結構効果があるんですよ。
ジャージの背中はもちろん、背中に背負ったバックパックやメッセンジャーバッグの汚れ防止にも、効果あります。
シンプルなロードバイクに、あれこれパーツは取り付けたくは無いけれど、雨の日にも走らにゃならん。背中の泥はねは何とかしたい。という方には、コレ、オススメですよ。
それにしてもこの泥除け、ヨーグルトを買うと付いてくるエコスプーン(紙製折りたたみスプーン)に似てますよね。
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