【2021年8月10日更新】
もっともコンパクトになるという点では、昔ながらのフロントフォークを抜いて収納する輪行方法がベストであるのは、今でも変わりません。収納サイズがほぼ車輪の大きさに収まるのですから。
ですが今主流のロードバイクの場合、輪行の度にフロントフォークを抜くというのは構造上オススメできるものではありません。となりますと、もっともコンパクトになるという点では、前後輪を外して自転車を立てて収納する輪行袋がベストであるといえます。
ワールドサイクルの輪行講座においても、前後輪を外して立てて収納するタイプの輪行袋(R250 縦型輪行袋)をオススメしているのですが、ようよう注意しないといけないのは、リアエンドの保護です。
エンド金具という小さなパーツを使用するのですが、これちょっと工夫するだけで、自転車を保護する能力が大きく高まるのです。
その方法は、ワールドサイクルの輪行マニュアルでも詳しく紹介しているのですが、今回もっと詳しく紹介したいと思います。
輪行マニュアルの、丁度ステップ4とステップ5のところです。リアエンド金具を取り付けるときにチェーンを通すところです。リアディレイラーの出っ張りを押さえるために、変速レバーを操作して、ローギアに入れます。
レバーはココですね。(自転車がさかさまになっているので、混乱しないように)
リアのSTIレバーの大きいほうのレバーをグイグイット10回押し込みます。このときペダルは回さなくても、ギアが付いてないから、大丈夫。
リアディレイラーはこのような動きをします。リアディレイラーの出っ張っていた部分が内側に寄っていきます。
時間にしてわずか3秒ほど。手も汚れませんし、工具も使用しません。
お試しください。
スルーアクスル+ディスクブレーキの場合のエンド金具の取り付け方法は、こちらです。
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