今や夏の自転車用ボトルといえば、保冷機能が付いたものがほとんどですね。保冷機能付きボトルといっても、大きく2種類に分かれます。
- 樹脂製のボトルの外壁を二重構造にして、断熱材をつめたもの。軽量で安く、ほどほどの保冷能力があります。通常のボトルと同じように、手で握って中身を押し出します。
- ステンレス製。真空二重構造にした一般的な保温保冷水筒と同じものと、ステンレス1重構造のものがあります。樹脂製に比べると断熱効果は高くなりますが、重たくなるのと価格が高くなります。樹脂ボトルのように手で潰して中身を押し出すことが出来ないので、口で吸う必要があります。
普通のボトルと比べて、どれくらい冷たさが長持ちするのか? 気になるところですね。
樹脂製の保冷ボトルの場合、私の感覚的には、1.5~2倍くらいでしょうか。
自動販売機で買った詰めたい水をそのままボトルに入れて炎天下で走った場合、普通のボトルでまぁまぁ冷たいと感じるのは、5~10分くらいでしょうか。朝の涼しいうちだと、30~40分くらいかなぁ。
樹脂製の保冷ボトルなら、炎天下で持つのは15~30分くらいでしょうか。朝の涼しいうちだと、60分くらい。そのくらいの差になります。
今回新たに登録したハイドラパックの保冷ボトル「ウーリーマンモス」を見てみましょう。断熱材は綿のような素材に見えますね。メーカー的には「プリマロフト繊維」というそうです。他のメーカーの保冷ボトルの場合、アルミ箔やGELなどを使用しています。
飲み口はどうでしょう。ハイドラパックの飲み口はかなり大きいです。シリコン素材を使用しているので、とてもやわらかいので、口当たりもソフトです。
ボトルの硬さ具合は、標準的といったところ。硬いということも無く、さしてやわらかいということもありません。
カラーがホワイトのみなので、見た目はわりとおとなしめですね。他のメーカーの保冷ボトルは派手目なものが多いので、シックな感じの保冷ボトルをお探しの方には、いいと思います。
冷たさを長持ちさせる秘訣は、ひたすら大きな氷を沢山入れることです。水筒用の大きな細長い氷が作れる製氷皿というのも、販売されていますから、そういうのを使うのがオススメです。
日本の場合、コンビニや自動販売機に困ることはほとんどありませんので、ボトル全体を冷凍庫で凍らすまですることは無いと思いますよ。
最新情報をお届けします
Twitter でWORLDCYCLE_BLOGをフォローしよう!
Follow @WORLDCYCLE_BLOG