日本初上陸、3Dプリンタで造るガーミンGPS用マウントキットの取扱いをはじめました。
実はコレ、プリンタで作っているんです。
プリンタといっても、3Dプリンタ。通常の平面に印刷するのが2Dプリンタですが、3Dプリンタは3DCADデータを元に立体造形物を造ってしまうプリンタです。
造り方や素材はいろいろあるのですが、これはアクリル系光硬化樹脂を使用したもので、非常に軽く、かつしなやかなのが特徴です。もともとは白っぽい色の素材ですが、カラフルな塗装を施してあります。
その3Dプリンタを使用して造ったのが、今やサイクリストにとってマストなアイテムとなりつつある「GPS」のマウントキット。GPSの中でももっともシェアが高いといわれている「ガーミン」用です。
ガーミン用といっても、現在主に出回っているのは、「エッジ800/810」「エッジ510」「エッジ500」の3タイプ。台座自体は同じですが、本体の大きさが違いますので、アームの長さをソレにあわせて変えています。
そんなことしなくても、エッジ800用にはエッジ510もエッジ500も取り付けられるのですが、それだと本体とハンドルの間の隙間が開きすぎてかっこ悪い。それを潔しとせず、それぞれサイズ別の商品を作ってしまうところなんざぁ、レースウェアの志の高さを表していますね。
さて、これはガーミンに標準で付属するマウントキット。輪ゴムで固定するので、汎用性は高いのですが、耐久性は低く、ちょっとぐらぐらします。まぁそんないいものではありません。
見た目的にも、何本もの輪ゴムがモロに見えてしまいます。いかにもハンドルの上についています的な見た目が、面白くありません。
そこでレースウェアのマウントキット。エッジ800を取り付けてみました。ハンドル径は31.8mmです。
見てください、この面の一直線加減。なんとステムからのライン上にまっすぐ並ぶように、取り付け位置がオフセットされているのです。
似たような形状のマウントキットは他社からも発売されていますが、GPSの上面とステムの上面をあわせるというアイデアは初めて。実に美しい。
手前からのぞきこむとこんな感じ。まるで専用品のようです。
硬いアルミ製ではなくアクリル系樹脂を採用しているため、艶々なカーボンハンドルに取り付けても傷が付くのではないか?という心配も無用。
わずかな誤差のために小さなゴム板が付属するという、気の使いよう。
ハンドル径も、今や定番の31.8mmはもちろん、フラットハンドル用の25.4mm、更にDEDA(デダ)の専用サイズ35.0mmまで造っているというのは、多品種少量生産が得意な3Dプリンタならではですね。
ただし、エッジ510用だけ、31.8mmのみの発売です。
カラーは「ブラック、オレンジ、ブルー、イエロー、レッド、ピンク」の6種類。イエローのみ初回限定入荷のレアアイテムです。
ガーミン以外のGPSでは、ブライトンのライダーシリーズに対応したモデルや、TTバーに取り付けられるモデルも発売されています。
日本初上陸、初入荷、初掲載のレースウェアのガーミンマウントアダプタ。誰よりも速く手に入れてみてはいかが?
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