11月23日、サッカー・ヴィッセル神戸やラグビー・神戸製鋼コベルコスティーラーズのホームグラウンドでもある、神戸市兵庫区にあるノエビアスタジアム神戸に行ってきました。

何故なら、この日はこのブログの、「ウエツキめりぃのくるくるワールド」を連載していただいている、ウエツキチエコさんと、兵庫サイクリング協会がコラボしたイベント

「KOBE 夢・未来号 フェスティバル　HYOGOサイクリング2013 in 神戸（通称＝むぃむぃサイクリング）」

が開催されていたからです。

秋晴れの最高の天気だったので、私は自宅からロードバイクで40キロほど走って、現地に10時ごろに到着。ちょうどオープニングセレモニーの最中でした。

むぃむぃサイクリングの参加者がポートアイランド、神戸空港に向けてスタートすると、同時共催の「ランニングバイク選手権 in ノエビアスタジアム神戸」がスタート。実は私の本日のメインイベントは、このランニングバイク選手権を見学することだったのです。

まずランニングバイクって何？　という方にご説明いたします。ランニングバイクとは、脚で蹴ってバランスをとりながら走る乗り物。三輪車に乗るよりも、自転車に乗るバランスが早く身につくということで、2歳から5歳くらいのお子さん達に大人気。3年ちょっと位前から徐々に認知度と人気を高めており、最近ではほぼ毎週、全国のどこかでレースが行われているほど。最大の大会は、鈴鹿サーキットで行われ、800人ものライダーが集まるとか。

ランニングバイクは重量が約3キロととても軽く、小さなお子さんでも楽に扱うことができます。フレームとフォーク以外のカスタマイズは認められているため、ホイールやタイヤ、サドルやハンドルを大人顔負けの高級パーツをつけたバイクも。レースは年齢別にクラス分けされており、予選、準決勝、決勝とコマを進めていきます。ライダーは安全の為、長袖、長ズボン、指つきグローブ、ヘルメットの着用が義務付けられており、ひじとひざのプロテクターの装着が推奨されております。

コースは直線とコーナーを組み合わせた、約100メートルのコース。スタートはBMXのレースのようにスタートの合図と同時にゲートが下りる仕組みです。

それにしても、かわいい。特に2歳クラスなんて、ホントにレースできるの？って思うような小さなお子さん達。スタートの合図と同時に、ひょろひょろっと走り出していきます。

途中で上手くいかずに、思わず泣き出してしまう子も。そんなときはお父さんお母さんがコースに入って、ゴールまで励ましながら、一緒にゴールを目指します。

後ろから見ると、脚をパタパタパタ～っと進んでいく様子が、めちゃくちゃかわいい。私の子供たちはもう大きくなってしまいましたが、孫には絶対買ってやるぞと心に決めました。

スタート前に選手紹介をするのですが、慣れた子達だともう決め台詞というか、雄たけびを上げたりして。

親御さんたちも毎週のようにレースで顔を合わせるものですから、すっかり仲良し。ピクニック気分でお弁当を食べたりしていて、楽しそう。仲良し同士でチームを作ったりしていて、チームウェアーやステッカーなどで気分を盛り上げます。

私もそんなお父さんたちに、ランニングバイクのルールやカスタマイズのことを、沢山教えてもらいました。

見ていて何がかっこいいって、このコーナーリング。これだけ車体が傾いているということから、スピード感が伝わるでしょうか。上手な子はまさに最短最速ラインで駆け抜けます。

どの子もメッチャ真剣です。

レース観戦の合間に、私は兵庫県警のブースにある、「交通安全自転車シミュレーター」を体験させてもらいました。実はホンダ製なんです。このシュミレーター、兵庫県警は4台、東京都は20台以上購入したそうですが、なんと大阪府は0台。これってどないやねん？

ハンドル、ブレーキ、ペダルがPCに連動していて、モニターの景色を見ながら擬似走行します。途中信号や一時停止でとまったり、歩行者や車、他の自転車をよけたり、道を譲ったりしながら、ルールを守って安全運転でゴールの駐輪場を目指します。

実際にやってみると、ハンドルがとても軽くてなかなか難しい。車を運転するゲームみたいなもので、ハンドルの感覚は慣れが必要ですね。右後方にもモニターが1台あって、スタート、ストップの時には後方確認もすることができます。

やってみる前はあまり効果があるものとは思っていませんでしたが、なかなかどうして。自転車の正しい交通ルールを手軽に教えることのできる、良いシュミレーターだと思いますよ。

ホントはこの写真撮るために来たのではないのか？

「ミス・ユニバース・ジャパン」の妹版「ミス・ティーン・ジャパン2014」　ファイナリスト・松本優希ちゃんと。