「最後のライト?」というわけではありませんが、CYGOLITE(サイゴライト)というメーカーから発売されたLEDライトをまじめにご紹介いたします。
メーカーページを見ますと多彩なラインナップですが、今回日本の代理店が取り扱いを始めたのは、これ。
- CYGOLITE streak280 ヘッドライト
UEB充電式で重量わずか90g、280ルーメンという明るさを誇るモデルです。
比較するのは、
2011年秋に発売されたこのモデル、当時1万円以下で4000カンデラ、180ルーメンという強力なスペックで、一躍ヒットアイテムとなったライトです。
最初の比較場所は、街灯のほとんど無い川沿いの未舗装路。夜9時ごろで月明かりもほとんど無い曇り空です。
CYGOLITEは手前から中心部にかけて、なだらかに明るくなっています。HL-EL540RCは四角い中心部は大変明るいのですが、手前と両横はやや暗めです。
対向車目線ではどうでしょうか?
CYGOLITEは激しく眩しいです。別にライトを上に向けたわけではありません。きちんと斜め前方の地面に向けてコレです。
HL-EL540RCは、ドイツの規格をパスできるように、上向きの光はカットしてあります。そこのところは、コチラで詳しくご紹介しておりますので、ご覧ください。
場所を変えて撮影しました。コチラも街灯の全く無い、細い裏道です。ライトが無いと1メートル先の地面も見えなくなるくらい真っ暗な道です。
CYGOLITEは明るいですね。手前から奥にかけて、両側までしっかり明るいです。
これに比べるとHL-EL540RCは頼りないですね。当時もここで明るさをテストしたのですが、その時はこれでも感激するほど明るいと思ったものです。
対向車目線で見てみましょう。
CYGOLITEはもう、眩しい~。HL-EL540RCは両側の石垣とコンクリートブロックの壁がほとんど見えていません。
CYGOLITEもHL-RC540RCも、前方だけではなく両サイドから光が漏れるのは良いですね。CYGOLITEはスイッチが緑色に光ります。
当時最高に明るいと思ったHL-EL540RCですが、技術の進歩は凄いものです。
キャットアイの名誉の為に、CYGOLITEの残念な部分を2つだけ指摘しておきます。
- ブラケットから外すのが超硬い。
後ろのつまみを押して、本体を前にスライドさせると外れるのですが、このつまみが超硬い。走行中に万が一外れてしまう恐れが無いという点では良いかもしれませんが、親指で思いっきり押してください。私最初そんなに硬いものだと知らず、外せませんでした。
- ブラケットの表面があまり綺麗ではない。
上の画像からは分かりにくいですが、ブラケットの表面がツルッツルではありません。日本人としてそういうところはちょっと気になります。
その他注意事項
フラッシュモードが2種類あります。次のように使い分けてください。
- SteadyFlash(夜間用フラッシュ)
常時前を照らしながらフラッシュが機能するので、夜間走行中、走っている前の道を見ながらも他のモータリストに警戒を与えることができます。交通量が多くわりと明るい場所での夜間走行用にご使用ください。見た感じは、ちらつき始めた蛍光灯のようです。 - DayLightning(日中用フラッシュ)
昼の走行用モードで、なんと500ルーメンでフラッシュするため他のモータリストから見えやすくなっています。ただし、このモードを夜間使用すると、対向車の視界の妨害になる場合がありますので、夜間は使用しないでください。
スペック比較
CYGOLITE | HL-EL540RC | |||
---|---|---|---|---|
明るさ | 時間 | 明るさ | 時間 | |
High | 280ルーメン | 1.5時間 | 170ルーメン | 5時間 |
Med | 180ルーメン | 2.5時間 | – | – |
Low | 50ルーメン | 10時間 | 50ルーメン | 15時間 |
SteadyPulse | 不明 | 3.5時間 | – | – |
DayFlash | 500ルーメン | 5時間 | データ無し | 60時間 |
電池 | USB充電 | ニッケル水素充電池 | ||
充電時間 | 3時間 | 9時間 | ||
重量 | 90g | 227g |
いいですねぇ、CYGOLITE
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