スポーツバイクで長距離走れるようになると、必要なのが「ボトル」
サイクリングというスポーツって、その真っ最中に水分や食料を補給するというとても珍しいスポーツです。普通休憩中にしますモンね。
自転車のフレームに取り付けた、「ボトルケージ」という台座(ホルダー)に、専用のボトルを固定しておいて、走行中に外して飲んで、またはめるという行為をするのですが、初心者でまだしっかりと自転車を操れない方や、手が小さかったり、手の力が弱い女性の方などには、これがなかなか難しい。
ボトルにばかり気を取られてしまうと、前方不注意となり事故! なんて事にもなりかねません。
どうにかもっと簡単に着脱できるボトルシステムは無いものか? と開発されたのが、今回ご紹介するこの「コアラボトル」
真横から見てみると、一般的なボトルケージと違い、筒の中に差し込む構造ではありません。
なんとボトルケージに「磁石」が、「ボトルに鉄の輪」がついており、磁力で固定するのです。鉄はボトルの上のほうについているので、通常のボトルと異なり上からはめます。磁石側は自然と吸い寄せられるので、下側は上から押すだけ。
外す時は、ボトルの下から持ち上げます。連続画像でご覧ください。
一般的なボトルとは付けはずしの方向が逆になります。数回やってみれば、すぐになれると思います。そして、その簡単さ、軽さにびっくりすると思います。
これまで怖くて走行中にボトルが取れなかった方に、是非試していただきたい。
ボトルケージを取り付ける時に、上下に30ミリほど調整幅があります。ボトルを2つつけたいけれど、ぶつかってしまうという場合、これならつけられるかもしれませんね。
ボトルのロゴを見ると、コアラがしがみついているのが分かります。
ボトルに鉄の輪がはまっています。ここで一つ注意事項があります。
洗ったら、しっかり水分を取り除いていてください。さびてしまうかも知れません。
ボトルの裏を見てみると、「スペシャライズド」のロゴが。そうなんです、これスペシャライズドのボトルを利用しているのです。ということは、この専用ボトル以外にも、スペシャライズドのボトルであれば、この鉄の輪が嵌められる?
でも鉄の輪には、開くような箇所がありません。ではどうするか?
まずはボトルのキャップを外して、ボトル上部のねじの溝のあるあたりを、グイッとつぶしてください。
こんな風になるまで、つぶしてください。こんなことってしたこと無いと思いますが、躊躇せず、一気に。
いや~、こんなにつぶすんです。そうすると、輪抜けのようにはずすことができます。まるで手品のタネのよう?
はい、外れました。はめる時も同様にボトルをつぶして、通してください。これで世界中のスペシャライズドのボトルが、コアラ対応となります。コアラ~便利だ。
もちろんコアラボトルからリングを外さなくっても、リングだけでも販売しております。
- コアラボトル マグネティック リングのみ (2個セット)
大変残念なことに、当社ワールドサイクルではスペシャライズドのボトルを販売していないこと。
※個体差によってリングを取り付けたときにしわが出来るケースがあります。また、ロングサイズのボトルにリングははまりますが、ボトルケージにはつっかえて装着できません。
2016年から、リング付きボトルのみでも取り扱いが始まりました。また、ボトルのサイズが大きめも発売になりました。
メーカー動画はこちらです。白いボトルケージはサンプルと言うことで、取り扱いはございません。
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