「自転車で1日かけて何キロ走れるか?」
自転車に乗り始めた頃は、30キロ程度でも感動していたのに、徐々に距離感覚がエスカレート。はじめて「1日100キロ」 を走りきった時の感動を覚えていますか?
次は、100マイル、センチュリーライドといわれる「1日160キロ」が目標になります。関西では定番の
- 「琵琶湖一周(北湖)」 ・・・・・ 通称ビワイチ
- 「淡路島一周」 ・・・・・ 通称アワイチ
の2つがほぼ160キロというのも、 偶然の一致。関西圏から近く、コンビニや道の駅などの休憩施設も多いため、有料のイベントに参加せずとも気軽に挑戦できるのはとても魅力です。特にビワイチは、関西の中高生なら必ず一度は夏休みに挑戦(?)するほど、定番です。
160キロの憧れの大会といえば、何と言っても毎年9月にハワイでおこなわれるホノルルセンチュリーライドでしょう。日本人の参加者も多く、大変人気です。
その次の挑戦となると、1日200キロ。明るいうちに走りきるのであれば、1日300キロあたりが限界になると思います。夜も走るのであれば、24時間以内で550キロ走るという、あのイベントが思い浮かぶと思います。
ちなみに私の1日の最長距離は、大阪から掛川までの330キロ。この時は13時間かかりました。
自分流に走る「俺チャレ」ではなく、整った環境で走ろうと思えば、イベントに参加するのがオススメです。地元の方たちの暖かいエイドステーションや、サポートカー、サポートライダーの帆走などがある大会も多く、事故したら・・・、走れなくなったら・・・という不安要素を和らげてくれます。(※原則は自己で解決することですので、最低限の準備は怠らないようにしてください。)
1日で200キロ近い距離を走るイベントは・・・・・・。
- 石見グランフォンド 200・140キロ (2014年は5/11に開催)
- グランフォンド京都 200キロ (2014年は5/11に開催)
- 佐渡ロングライド 210・130・100・40キロ (2014年は5/18に開催)
- グランフォント富山 180・130・80・50キロ (2014年は6/1に開催)
- 海の京都 TANTANロングライド 190・100キロ (2014年は6/8に開催)
- 下北半島ロングライド 310・170・110キロ (2014年は9/7に開催)
2日以上の大会で200キロ以上となると、沖縄や能登、四万十川などのロングライドイベントがあります。160キロ前後のイベントになると、もっと沢山ありますよ。
また、各大会では上記のように、短い距離のコースがあるものがほとんどです。徐々にステップアップして、いつかは200キロオーバーしてみませんか。
※他にも見落としているものがあれば、教えてください。
大会スケジュールを見ると、ほとんどが5月~6月に集中していますね。暑過ぎず寒過ぎず、秋より日が長いから。ただし、雨の確率は高くなりますので、雨対策は絶対必要となります。
参加費用はおよそ1万円前後。当日早朝にスタートしますので、前日受付でスタート地点に近いお宿に泊まってください。
スタート地点までのアクセス方法は、
- 自走
- 車で
- 輪行
- 大会専用バスツアー
といった方法があります。車の場合、帰りの運転は大変疲れますので、ドライバーが交代できるように仲間と複数で行くのがオススメです。その点バスツアーは楽ですね。ただしセットされているお宿がスタート地点から遠かったり、割り増し価格となっている場合があります。
輪行の場合、大会参加者が集中します。特急券が必要な場合は、早めに指定席を購入しておくのが良いでしょう。輪行方法は、ワールドサイクルの輪行講座に参加して、自宅で数回練習すればバッチリでしょう。
また、パンク修理・チューブ交換のスキルも絶対必要です。大会中は主催者のサポートカーやサポートライダーなども待機しておりますが、サイクリング中のトラブルは自己解決するのが原則です。整備不良の自転車で参加したり、ライトや予備チューブ、防寒着なども持たずに参加するというのは、絶対におやめください。
今年私は、海の京都 TANTANロングライド 190キロ にエントリー。JRで輪行して、天橋立ユースホテルに宿泊予定です。ご一緒の方がおられましたら、是非お声掛けくださいね。
「海の京都 TANTANロングライド」 「グランフォンド京都」 ともにまだぎりぎりエントリー可能です。
ロングライドイベントに、挑戦してみませんか?
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