※こちらの商品は、取り扱いが修了いたしました。
自転車の車輪が回転する力で発電するライト、これまでにも沢山ありました。一番身近なのは軽快車の前輪のダイナモライトですよね。ライトをつけると重たくなるアレです。
シマノのハブダイナモのように車輪の中心部で発電するものや、車輪にマグネットを取り付けて発電するタイプもありますね。こちらはライトをつけてもあまり重たくなりませんが、車輪を交換したり、ホイールに専用磁石を取り付けたりと少し面倒。
ですが今回ご紹介するマグニックライト、車輪に何もつけません。金属製のリムサイドに本体を近づけるだけで発電して光ってしまうのです。
タイヤの回転による「渦電流(うずでんりゅう)」の磁力を利用するらしいのですが、文系の私にはそんな難しい理屈は全く理解できません。しかし実際に私のロードバイク、アレックスのアルミリムでも光りました。これはもう信じないわけにはいきません。
金属製のリムで光るのだったら、今まで車輪にごつい磁石をつけていた製品は一体なんだったの? なんて思ってしまいます。
取り付け時の注意事項ですが、本体のリム側面の距離は「3~9mm」にしてください。ブレーキをかけると近寄りますから、フルブレーキの状態で「3mm」まで近づくように取り付けます。
更にこれが凄いのは、リムに近づくほど発電効率がよくなる為、より明る光るという点。つまり、ブレーキランプのようになるのです。
実際に私が取り付けてみて、注意したほうが良いと思ったのはこの4点です。
- 金属製のリムで無いと取り付けられません。カーボンリムでは光りません。
- 台座(アルミ製のステー)の厚みが3mmあるので、ブレーキシューに取り付けるための3mm長いボルトが付属します。しかしこのボルトのアーレンキーのサイズが3mm。シマノの場合は4mmです。3mmのアーレンキーで「5~7ニュートンメーター」の締め付けトルクが必要ですので、ボルト頭をなめてしまわないように充分注意が必要です。
- ブレーキレバーの遊びが大きい場合、ブレーキをかけていない状態で本体とリムが11mm以上離れる可能性があります。それでも点灯はしますが、すこし暗くなります。
- 全てのキャリパーブレーキで取り付けテストはしておりませんので、100%取り付けられるとはいえません。しかしシマノのBR-6700には取り付けできました。
かつてレッドアラート、リーライト、マジカルロボ、マジカルライトなどなど、非接触式発電ライトは何度も何度も世に出ては消えていきました。マグニックライトがそれらと大きく異なるのは、ホイールに磁石をつけなくても良いというところ。これはかなり感動します。
スイッチ類はありませんから、昼間も光りっぱなしです。でも摩擦抵抗無しでバッテリー残量を気にする必要がありませんので、全く問題なし。トンネルの前後でスイッチをON/OFFする必要も無し。
これって、まさに夢のテールライトだと思います。
ちなみに、メーカーでは前輪用も発売しておりますが、私が見る限りこの価格帯でこの明るさでは既存メーカーのライトには太刀打ちできません。
ですがリア用は、既に世にある他のどれよりも優れていると思います。(改善の余地はありますので、今後メーカーと詰めたいと思います。)
※初回取り付け時には、2.5mm,3mm,4mmのアーレンキーが必要になります。
今年の1月にあの、「ギガジン」でも紹介されているのを見つけました。
日本限定”エコ”キュービックパッケージ。(パッケージサイズ:10cm x 10cm x 10cm)
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