※2015年8月ロングホースタイプにマイナーチェンジしました。
6/21のブログで、
をご紹介いたしましたが、ほぼ同じコンセプトで作られたミニフロアポンプも同時発売されました
ミニフロアポンプというのは、携帯ポンプをより使いやすくするために、フロアポンプのように足載せがあり、体重をかけてポンピングすることの出来る携帯ポンプのことです。
携帯できるフロアポンプ、または携帯ポンプとフロアポンプの中間的な性能を持っています。
さてこのパナレーサーの可変式フロアポンプ、パッケージにドヤ顔で「グッドデザイン2012」「レッドドット2013」「台北サイクルアワード2013」 のロゴがプリントされております。
グッドデザイン賞とは公益財団法人日本デザイン振興会が主催しているもので、毎年デザインが優れた物事に贈られる賞のことです。「レッドドット」「台北アワード」は簡単に言いますとグッドデザイン賞のドイツ版、台湾版となります。
3カ国が認めた素晴らしさ、これからご紹介します。
まずはシャフトについて。2段階に伸びる仕組みです。
2段階に伸ばすと「ハイボリューム」となり、1回のポンピングで入る空気の量は最大になります。
1段階に縮めると「ハイプレッシャー」となり、空気の入る量は少ない代わりに、軽い力で押し込むことができます。
空気圧計と足載せの部分は、斜め45度に回転させると、準備完了。可変式フロアポンプと同じ仕組みです。なかなかトリッキーな動きをしますので、初めて見ると感動するかもしれませんね。
口金も、可変式フロアポンプと同じ仕組みです。先端のパーツの向きを変えることで、仏式と米式を切り替えます。
付属の英式用クリップを取り付けると、英式バルブにも使用することができます。
今回飛びきり改良されたのが、この英式バルブ。
左が新型、右が旧型です。まずホースの入り口が違うところについています。旧型の場合、小径ホイールだとクリップ部分が車輪に干渉して入れにくい時がありました。新型は大丈夫。
また旧型はパッキンが緩く、よく空気が漏れたんです。新型は中心に金属製の芯があるため、しっかりとバルブに密着して空気が漏れません。
携帯性を優先させた為にホースは短めですが、少しでも使いやすくするためにホースの付け根は回転します。
リム高の高いホイールの場合は、ホースが届きにくい場合がありますのでご注意ください。
一番下までポンピングしても、指を詰めないようにこの位置で止まるようになっています。
実際に空気を入れて見ましょう。
700x23cのタイヤを7気圧にするのに、何回ポンピングが必要だと思いますか?
正解は、約110回。体重をかけてポンピングすすることが出来るので、全てハイボリュームの状態でこの回数でした。
この110回という回数、多いのか少ないのかといいますと、ライバル製品と比較しても、とても少ない回数です。かなりよく空気が入るといえます。しかも空気圧計付き。
ただし空気圧計は少し小さくて見えずらいとかなぁ。まあミニフロアポンプですから。あまり無茶を言っても仕方がありません。
バイクに取り付けられるように、しっかりアダプターが付属します。
オーソドックスなボトルケージ台座に取り付けるタイプです。取り付けボルトも付属します。ボトルケージ台座の真上につけるタイプではなく、横にオフセットしているので、ボトルケージと併用することが可能です。
ただし本体サイズが割と大きめなので、取り付ける位置、向きによってはクランクと接触するかもしれません。クランクに当たらずに、ずれにくい位置を探して取り付けるようにしてください。
パナレーサーが大昔に発売したミニフロアポンプ「パナレーサー ミニフロアポンプ(BFP-AMAS1)」と比べると、格段の進歩といえます。
惜しいと思うのは、デザインが地味だなぁ・・・・・・ もう少しカラーリングで遊んでみてもよいのでは?というところくらいでしょうか。好みですけどね。
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