アスセイバー以前にもペラペラな泥除けは存在しました。
なのに何故? アスセイバーにこれほど多くのライダーが使うようになったのでしょうか。その理由として挙げられるのはこの3つ。
- これ以上無いシンプルな取り付け方法
- 晴れの日は折りたためる。
- カラーバリエーション
マジックテープも台座も不要でサドルのレールに引っ掛けるだけ。雨が降っていなければ折りたたむことも出来て、色が豊富。構造があまりにも簡単ですから、軽量で、そして安い。
簡易的な泥除けとしては、ほぼ完璧。
そう、ほぼ完璧。
完璧でないのは何故? それはサドルによってはレールの後方が広がっていたりして、上手く取り付けられないからです。
例えば奇抜なデザインながらも人間工学に基づいた形状で、コレまでどのサドルを使ってもお尻の痛みから逃れられなかった人の多くが、「これメッチャええわぁ」と推薦するのが「SMPサドル」
ですがそのSMPサドルにアスセイバーを取り付けると、大変残念。
つまりこんな状態。
まるで元気の無い犬の尻尾のように、垂れ下がっています。これでは後輪が跳ね上げる雨水を受け止めてくれることは出来ません。
取り付け部分を見てみましょう。
SMPサドルの場合、レールの後方がコレまでの標準的なものより広がっているんですね。その為アスセイバーも広がってしまい、ピンとならないのです。
そこで新型アスセイバー。どうです、このピンとした張りのあるスタイル!
発想の転換ですね。レールに引っ掛ける構造は同じですが、レールの後方ではなく前方にしたのです。
なるほど、これならシートポストの規格も影響されるので、そう簡単にサドルよって異なるということは無いはずです。
アスセイバーなら、穴あきサドルの穴の部分から水がかかるのもしっかりガード。シートポストに取り付ける泥除けには出来ない芸当です。
折りたたんだ状態がこちら。雨が降った時だけ伸ばせばいいのです。
こちら 30mm 長いエクステンドバージョン。ただし折りたためません。
こちらワイドバージョン。長さは同じですが、幅が 40mm 太くなります。エクステンドと同じく折りたためません。
マウンテンバイクによさそうですね。
アスセイバーの更に優れている点は、サドルバッグと併用できること。
アスセイバーの場合、サドルに直接取り付けるため、サドルバッグと同時に取り付けることが出来るのです。
シートポストに取り付ける泥除けの場合、サドルバッグと併用しようとすると、上の自転車のようにかなり脚が長く無いと取り付けるスペースがありません。
ちなみにこれが新旧の比較。左が新型、右が旧型です。
サドルのレールに引っ掛ける切れ欠けの位置が全く異なります。
エクステンドは折りたたむことが出来ないというのは、この画像をご覧いただければご理解いただけると思います。
左がエクステンド、右がオリジナル。エクステンドには折れ線が1本少ないですよね。
カラーバリエーションは豊富ですが、よりオリジナリティを出すために、ステッカーチューンをするというのも、オススメです。
MyBikeに取り付けてみました。
サドルの赤いラインとピッタリです。
ピーンと張って元気な泥除けです。
前側のベロのようなところ、人によってはすこし気になるかもしれません。サドルの幅よりは太くはありませんが、太ももが太い人の場合、こすれる感じがあるかもしれません。
多少ならカットしてエッジをヤスリで丸めるなどしても、大丈夫そうです。
もちろん今回も、MADE IN SWEDEN です。
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