先日パンク修理講座にご参加いただいたお客様から、こんな話を伺いました。
- お客様 「いつもロードバイクで走りに行く前に空気を入れるのに30分くらいかかってますねん。」
- 岩田 「え~そんなに! 普段どんな空気入れで空気入れはるんですか?」
- お客様 「フロアポンプにもなるっていう、携帯ポンプです」
- 岩田 「あっ、あれはフロアポンプの代わりにはなりませんよ・・・・・」
作り話かと思われるかもしれませんが、コレ最近結構多いそうです。たしかにフロアポンプのように、脚で抑えて体重をかけてポンピングできるのが、ミニフロアポンプのいいところですが、それでも本物のフロアポンプのように少ない回数で空気は入れられません。
フロアポンプの場合、700x23cのタイヤを7気圧まで入れるには、およそ15~30回くらいのポンピングが必要です。
ミニフロアポンプの場合、同じ条件でおよそ100~200回くらいのポンピングが必要です。
その差は、約10倍。
小さな携帯ポンプの場合、上記条件でおよそ300~600回くらいのポンピングが必要なことを考えると、ミニフロアポンプは確かに携帯ポンプとしては頼もしい存在です。
ですが、フロアポンプの代わりになるかといいますと、そこまでの能力はありません。
2013年5月22日のブログ「買ってきたロードバイクの賞味期限は、何もしなければ3日だけ。」でもご紹介いたしましたが、ロードバイクに乗るのであれば、フロアポンプはヘルメットよりも先に手に入れなければならないアイテムといえます。
オススメフロアポンプはコレ
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