夏に涼しく乾きやすい、風を通し、薄く乾きやすい伝統的な生地「楊柳(ようりゅう)」を使用するショートパンツをご紹介します。
見た目的には街のカジュアルウェアーショップで販売していそうなショートパンツですが、随所にサイクリングに適した工夫がちりばめられています。
まずはこのしわしわに見えるしぼ(しわ)秘密。。
しわが緩むことで伸び縮みしますので、足の動きに逆らわず、やさしくしっかりとストレッチ。ペダルをこいでいてどこも突っ張るところがありません。綿の細い糸を使って織り上げていますので、灯りに透かしてみるとその薄さがわかります。 そんなに薄かったら、透けてしまわない?
もちろん大丈夫。
ただしお尻の部分は摩擦で破れてしまわないように二重になっています。おサルのお尻のように丸い感じで二重になっているわけではないのもポイントです。
※黄色い点線の内側が二重になっているところです。
生地が薄いので、とても軽くてコンパクトになります。たった190gしかありません。
さらに同じ素材の収納袋が付属します。
サイクリングの時に履いても良いのですが、輪行のときだけレーサーパンツの上から履くエチケットパンツとしてもオススメです。駅やサービスエリアなどでもっこりレーパンだけで普通の人ごみの中に入るのは、日本ではマナー違反ですよ。
泊まりのサイクリングのときでも、洗って干せばすぐ乾きますので、旅先の宿で洗って、干してしまえば翌朝にはしっかり乾いているでしょう。
細かい造りを見ていきましょう。まずはフロントジッパー部分。ボタンに引っ掛ける部分が「ピロ~ン」と細長く伸びています。コレなんていうかご存知ですか?
答えは、「天狗鼻」 フロントをチャックとボタンの2点で留める場合よりさらにボタンが一つ増えるので、よりウエストが締まって見えるという利点があります。特に生地が薄いパンツの場合は効果があります。
ベルトループが付いてはいますが、両サイドにゴムが入っているので、ベルト無しでもはくことが出来ます。少しでも荷物を減らしたいツーリングの時は、ベルト無しではけるパンツのほうが断然便利です。
大の時にはフロントをガバッと空けられるので、前閉じのショートパンツと比べても使いやすいですよね。
着用してみました。ウエスト73~76cmの私は、Mサイズを選びました。Sサイズでも入りましたが、脚が太いのでパツンパツンでした。Sサイズは女性にもオススメとなっております。ただしこのステテコハーフパンツ。もともと大きな生地にしわをつけて縮めている状態です。洗いたての時はしわが最も縮んでいますのでぴたっとしていますが、すこし動けばしわが伸びてき、ゆる~くなります。
体感的には、1~2割以上は伸びるイメージです。洗うとまた縮みます。サイクリング用パンツということで、お尻のポケットはありません。変わりにカーゴポケットが付いています。
このカーゴポケット、ペダリング中にまっすぐになるように、角度がつけてあります。このあたりはサイクリングウェアー専門メーカーであるリンプロジェクトの得意なところです。
ただ、生地がよく伸びますので、重量のあるものを入れるとポケットがびよーんと垂れ下がります。
膝下までの七分や八部のショートパンツよりも、膝上ショートパンツのほうが断然涼しいですよ。このパンツの下にパッド付きインナーパンツを履くのも良いでしょう。
こんな猛暑でも、涼しげなステテコハーフパンツを履いたら、サイクリングに出かけたくてうずうずしちゃいますね。
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