2月の最後の週末、大阪から1泊2日でしまなみ海道を走ってきました。コースは、
- 大阪の自宅→JRで新大阪駅→新幹線で福山駅→走行開始
- 走行1日目(福山→鞆の浦→尾道→しまなみ海道→今治泊/160km)
- 走行2日目(今治→しまなみ海道→尾道/120km)
- 尾道からJRで福山駅→福山駅から新幹線で新大阪→JRで大阪の自宅
となります。輪行といえば朝は始発に限ります。この日は平日だったので、下手に朝7時台なんかに輪行すると通勤・通学ラッシュで邪魔でしょうがありません。ラッシュが始まる前の5時台の電車に輪行袋を抱えて飛び乗りました。
ここで注目すべきは、左から2番目の改札。ここだけちょっと広いですよね。輪行袋をかかえていても普通に通ることが出来ます。
イメージとしては一番端の駅員さんがいる改札が必ず広いはずなのですが、こういうところもあるので、ご注意を。始発の駅はしっとりとして好きです。真冬はつらいですが、2月末ともなると朝の冷え込みも少し緩んでいます。
点字ブロックの邪魔にならないように輪行袋をおいて、電車が来るのを待ちます。JRの在来線では写真が撮れなかったので、すぐに新幹線です。ここでは自由席の最後尾が定位置です。出来るだけこの最後尾をゲットしましょう。そのために1本遅らせても良いくらいの余裕をもって。
輪行袋をこのスペースに置ければ、MAXまでリクライニングしても余裕です。 あっという間に福山駅到着。福山城のある北口ではなく、南口に降り立ちました。この頃になると通勤・通学の方が多くなっていますが、大阪駅のように混雑はしていないので大丈夫。10分ほどで輪行と着替え(といってもズボンとダウンジャケットを脱ぐだけ。自宅を出発する時点で下にサイクルジャージを着込んでいます。)を済ませて、いざスタート。 走行シーンはすっ飛ばしますが、昨年10月に大三島の多々羅しまなみ公園にできた新スポット「サイクリストの聖地」は是非ご紹介したいところです。ここでは4人のサイクリストがディスプレイスタンド兼オブジェとして、サイクリストを迎えてくれます。最初どうやって自転車を支えるのかよく分からなかったので、適当においていましたが、背中に置き方が貼ってありました。
青い海と空、多々羅大橋と自転車のコラボレーションです。今治での泊まりは、これまた昨年オープンしたばかりの「ゲストハウス シクロの家」
素泊まり2500円とリーズナブルで、とっても清潔なお宿です。もちろん自転車は屋内に駐輪しておけます。ウェルカムホットドリンクが温まりました。シクロの家から今治駅までは徒歩10秒。駅前には輪行で訪れたサイクリストの為に、自転車組み立て場がありました。温泉も歩いて3分以内のところに2件もありますし、あたたかい夕食をいただく場所もシクロの家で沢山紹介してくれます。2日目もしまなみ海道をビューんと走って・・・・・ 途中みかんで水分補給。午後4時に尾道駅到着。今治駅にもありましたが、ここにも自転車組み立て場があります。実はこちらが日本で初めてらしいですよ。屋根もあるので、天気が悪くても大丈夫。 私のすぐ後にも、もう一人輪行される方が。 オーストリッチの縦型輪行袋でした。さようならしまなみ海道~ ということで、尾道駅からの眺め。 新幹線の福山駅までは15分ほど。ちなみに、尾道にも新尾道駅という新幹線の駅がありますが、尾道駅から山を登っていかないといけないのと(約4km)、およそ1時間に1本こだまが停車するだけで、かなり不便。東から尾道に輪行で行くなら、福山で新幹線を乗り換えるのが、お約束です。 新幹線は、N700系をベースにJR西日本とJR九州の共同で開発した、「みずほ」でした。カラフルな車内でおしゃれ~です。ここも自由席の最後尾をきっちりゲット。土曜日の6時ごろに新大阪に到着。平日ほど混んでいなかったので、在来線に乗り換えてしっかり先頭車両をゲット。運転台の出入り口の邪魔にならないように、輪行袋をおきます。このとき巾着紐を手すりにくくりつけるのがポイント。すぐ近くの座席に座ることが出来たので、終始チェックをしていましたが、しっかりと4点(サドル・エンド金具・左右のタイヤ)で自立するように収納していたので倒れそうになることは全くありませんでした。大阪から1泊2日でしまなみ海道280kmの旅。輪行という手段がなければ、絶対に不可能ですよね。
ちなみに、今年の9月にはワールドサイクルとサイクリングツアーズジャパンの共同企画で、しまなみ海道ツアーを開催する予定です。是非ご参加くださいね。去年の様子はこちらです。
今回使用した輪行袋は、R250というブランドの新商品。撥水加工された素材はさらっとしていて、収納するのも、折りたたむのもとっても簡単でした。スプロケットカバーが最初から付属しているとの、ベルトがワンタッチ接続タイプなのも、楽に収納できるポイントですね。
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