「海の京都 TANTANロングライド2015」という京都北部が誇る、ロングライドイベントに参加してきました。 前日祭に参加すべく、土曜日の朝6時代のJRに乗車。車内はガラガラですから、自転車の置き場にも困りませんね。縦型輪行袋は通路に飛び出すことなく、2人掛けのベンチの間にきっちり収まります。
巾着紐を手すりにくくりつければ、電車の揺れで倒れることなく、安心です。
福知山で乗り換えて、京都丹後鉄道の特急列車に乗り込みます。こちらも自由席は空いているので、座席を2つ拝借しまして輪行袋を差し込みます。あとは揺られて天橋立に着くのを待つのみ。
実はこの列車の中に、私が常日頃から利用しないようにとご案内している、鉄道会社のルール違反の輪行袋(収納サイズが250センチ以上で、自転車の一部が袋から出ている)で輪行してきた女性がいらしたんです。
私の輪行袋は通路にはみ出さず、座席に納まりますから悠々と座っていたのですが、他にも座席は沢山空いているにも関わらずその女性は大きな輪行袋を抱えて入り口付近に立ったままでした。
他の乗客の方が乗り降りするたびに、「すいません・・・」 と自転車をよけながら。
前輪だけ外して収納する輪行袋は、一見楽かもしれませんが、普通の方なら、電車の中で邪魔になるから気を使って大変だって思いますよね。
席は空いているのに、前輪だけ外す輪行袋は通路からはみ出します。立てておいたとしても、ずっと抑えておかないといけません。これかなりしんどいです。座席に押し込んでも、通路で立っていても、疲れます。
駅について一緒に組み立てましたが、なれている私のほうが組み立ては早く終了。その女性も輪行袋のことには大変気になっていたようで、前後輪を外して縦型に収納する輪行袋のことをご説明しておきました。
前日祭りのメインステージで行われる最初のメニューは、「ワールドサイクルのパーフェクト輪行講座」です。。直前まで雨が降っていましたが、丁度私の晩になると雨がやんでくれました。
ステージの上から呼び込みを行い、30名ほどの参加者にお集まりいただきました。時間の都合で輪行のルールとマナー、収納方法に絞ってご紹介しましたが、皆さん熱心に聞いて下さいました。
縦型輪行袋を最初使い方を覚えるまでが少し大変ですが、出来るようになれば一生物のスキルです。
既に前輪のみはずす輪行袋をお使いの方も多いかと思いますが、是非早いうちに前後輪を外して縦型に収納する輪行袋をお買い求めくださいね。
輪行講座終了後、一番前でご覧いただいた男性がワールドサイクルのブースによっていただきました。お話をお伺いすると、鉄道会社の方だそうです。輪行のマナー悪い乗客の方には、苦慮されているようです。注意すると逆切れされたりもするそうです。また都市伝説かもしれないと前置きして、輪行する人への当たり屋がいるそうです。安価な洋服でわざと輪行袋にぶつかっておいて、洋服代を弁償しろと恐喝するそうです。
私もウェブの落書きで見たことがあったため、やっぱりかと驚きましたが、注意することにします。
前日祭りと当日のロングライドが終わり、帰り支度です。
天橋立駅のすぐ横に温泉があるので、当然ながらひとっぷろ浴びて帰るわけです。風呂上りに輪行すると、せっかくさっぱりしてもまた汗をかいてしまったり、着替えたばかりの洋服が汚れてしまったりと最悪です。まず切符を買って、列車の時間を確認してから、それに先に輪行しておきましょう。
私は5分ほどでさっさと輪行を終えたのですが、隣でスタッフ松本が苦戦中。
我々の向かいでは、なんと小学生くらいの女の子が両親と輪行作業中。こういうところで黙っていられないのが、輪行マイスター。小学6年生という女の子に速攻輪行講座。ご両親とお話させていただくと、お嬢さんから輪行もするからこのイベントに参加したいといわれたそうです。
事前に近所の自転車屋で輪行方法を教わったそうですが、そこのスタッフも説明書を見ながらだったそうで・・・・そりゃ上手くできるはず無いですよね。ストラップの固定方法とかかなり独創的な方法でチャレンジしていましたから。
一緒に輪行を手伝うと、ぐらぐらせずに確実に固定できている自転車に喜んでいただきました。
輪行袋は駅においといて、お風呂です。靴箱の人数しか入れないのですが、運よく待たずに入場することが出来ました。
さっぱりして出てくると、駅のそこかしこで輪行する参加者達が。
この方達も、お風呂か食事に行っているのでしょうか? しっかり縦型輪行袋なのが嬉しいです。
こんなに輪行する人が多かったら、自由席は大変なことになるんじゃないかと思いましたが、車内に入るとガラガラ。行きと同じく2席いただいて、あいだに輪行袋を差し込むことが出来ました。
ワールドサイクルでは毎月2回輪行講座、毎月1回パンク修理講座を開催しております。少人数で実際に作業していただいて、確実に出来るようになって帰っていただきます。
また、職場やグループの中まで人数が集まるようでしたら、出張講座も募集しております。
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