今最もシンプルでコンパクトなスポーツバイク用のスタンドといえば、この「アップスタンド」。
カーボンボディで、重量わずか51g。バイクのリアエンドにあらかじめタブを取り付けておいて、使用するときは本体(カーボンパイプ)をテントのポールのように中央で組み立て、磁石に導かれるようにタブに止めるだけ。リアエンド付近に固定してしまうスタンドでは輪行すら出来ませんが、これは簡単に取り外せるので、楽々輪行も出来てしまいます。
先日京都のロングライドイベント「タンタン(TANTAN)ロングライド」に参加したとき、エイドステーションでこのアップスタンドのユーザーにお会いしました。
早速話しかけてみると、このスタンドが一目見て気に入り、それ以来ずっと愛用されているとのこと。
でも良く見るとスタンドがすこし曲がっています。バイクは軽いのですが、ロングライドをメインに楽しまれているということで荷物が少し多くて重い。特にサドルバッグに取り付けた、「オルトリーブ サドルバッグ L 」 重心が高いこともあってか、かなりスタンドに負荷がかかっているように見受けられました。
中央で半分に折りたためるのが特徴なのですが、そこに負荷がかかって曲がってきているのが分かります。
折りたためなくっても、クリップにそのまま挟めるので、何の不自由もなく使えているとのこと。
なるほどね、ヘビーユーザーなら、逆に折りたたまないでそのまま使うほうが速いですね。
折りたたまなければ、本体の構造はもっとシンプルに出来るので、価格も抑えられそうです。
なんて思っていたら、メーカーから折りたたまないタイプが新発売。折りたたむタイプでは固定用クリップが別売りなのですが、それも付属します。価格を比較してみましょう。
- 折り畳みタイプ(6,156円)+固定用クリップ(691円)=6,847円
- 固定タイプ(固定用クリップ付属)=5,940円
なので、固定タイプのほうが、907円(13%)もお徳なんです。重量も少し軽くなって、42gです。
※価格は2015年7月時点のものです。
さらに、17インチ用も追加。17インチの自転車って何? と思われた方、イギリスの折り畳み自転車「ブロンプトン」が16インチ(etrto349)なんです。
17インチ用なのに、16インチのブロンプトン用って何を言っているの?って思われるかもしれませんが、ブロンプトンの16インチのタイヤ(16 x 1-1/8)はビードの直径(ETRTO)が349mmで、幼児車なんかの16x1.5インチのタイヤ(etrto305)よりもはるかに大きいのです。どちらかというと、17x1-1/4(etrto357)とほぼ同じくらいなんです。
ブロンプトンにはもともとスタンドが付いていませんが、止める時は後輪をこのように折りたたんでしまうというのが正しい使い方。でもこのスタンドを使うほうが、もっと簡単かもしれませんね。
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- アップスタンド コミューターセット アップクリップ付 固定式携帯用カーボンサイドスタンド
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