GIYOから発売されている、デジタルメーター付きフロアポンプ「GF-14D」を使ってみました。
今時はやりのピカピカアルミボディで、しっかりとした重量感。とかく軽いものが重宝される自転車パーツですが、フロアポンプは重くないと使いづらい。軽いと安定が無く、置いている時にちょっとでも触れるとすぐに倒れてしまうようなフロアポンプは、よくありません。その点これは、重くて安定しています。
口金は仏式と米式に対応しています。先端のパーツの向きを変えることで、それぞれに対応します。固定方法は一般的なカムレバータイプです。アルミ製でエッジを丸めたレバーは平均以上の使い心地。
グリップ部分は、握りやすいように三角形。指がかかりやすいように小さなくぼみがあります。
底の部分に電池ボックスが。一般的なコインで開閉するタイプです。電池はもちろん付属しており、種類はCR2032が2個となります。
床を傷つけないように、 4角にゴムが付いています。ホースは長いので、バイクの中央で作業すれば、移動することなく前後輪の空気入れが可能。
ホースの途中にボール用と浮き輪用のアダプターが付属します。時々これらが付属しているものの、取り付けがゆるく、ぽろぽろ落ちるものがあります。これは大丈夫ですね。浮き輪用アダプターは、洗車時のエアコンプレッサーに重宝します。
これから入れたい空気圧を設定しておくと、それ以上の空気圧になった時点で表示が点滅をはじめます。例えば、「7bar」とセットしておけば、7barまで入ったところで表示が点滅をはじめます。ただし、グリップの押し込み具合で多少空気圧が変化しますので、そこは微調整してください。
液晶パネルには電源スイッチといったものは無く、使い始めると自動的にバックライトが点灯します。暗いメカニックルームでもとても見やすい表示です。
空気圧の単位は、液晶パネルの上のボタンを押すことで、簡単に切り替えることが出来ます。
空気圧は、下のボタンで設定します。どの単位であっても、設定できます。アナログメーターでは不可能な、細かい設定が可能です。
肝心の空気の入れ具合については、8気圧くらいまでは非常にスムーズで軽くポンピングが出来ました。700x25cのタイヤを7気圧まで入れるのに要したポンピングは、わずか18回。非常に良く入るフロアポンプです。
全長が68cm、グリップを一番上まで上げると121cmとやや長めですので、身長が低めの女性にはフルストロークはしにくいとは思いますが、それ以外は全く欠点の無いフロアポンプといえます。
それなりに高額ではありますが、フロアポンプはそうそう買い換えるものでもありませんが、工具の中では非常に使用頻度の高いものです。是非奮発してお選びになってはいかがでしょうか。
動画でご紹介します。
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