お掃除アイテムご紹介
嫌な梅雨がすぐそこまでやってきています。
雨の中自転車に乗る日も多くなると思います。
雨に濡れた自転車をそのままにせず、その日のうちにメンテナンスする事が望ましいですね。
「メンテナンス」と考えるとなんだか難しい気がしますが、「お掃除」と考えたらなんだか、身近な感じがしませんか?
雨の日も風の日も、自転車通勤・通学で、そんなに毎回やってらんないよ!と思う方もいらっしゃると思います。
そういう方は、まずは自転車を拭いてあげる事から始めましょう。それだけでも、だいぶ違います。ドロドロのサビサビの自転車って、せっかくのスポーツバイクが台無しですもんね。
合わせて、最低でも1週間に1回(※)の目安で空気圧管理もしっかり行いましょう。※ラテックスチューブ使用時は除く
空気圧管理をしっかりと行う事で、パンクのリスクも大幅に減少します。
まずはこの3点
さて、お掃除するのに何を買ったらいいのかわからない方におススメがこの3点になります。
実店舗「BECKON」でワコーズから担当者をお招きし、スタッフ対象にワコーズケミカルで自転車洗浄をする講習会で教わった事をふまえてご紹介致します。
①ワコーズ チェーンクリーナー ブラシ付 330ml(A179)
非乾燥タイプで揮発しないので少量でOKなので作業もゆっくりできるのがメリット。
シールやゴム類、塗装に対する攻撃性が低いから、メカ部分やブレーキ、フレームにかかっても問題ありません。
パーツクリーナーのように大量に使わず、フリー部分のグリスを流してしまう心配が少ないので、スプロケ洗浄にも使いやすいです。
もちろん水で洗い流すことも出来ますが、使用量が少なくふき取ればOKなので、排水設備のない場所でも安心です。
また、付属のブラシは豚毛でナイロンより強く反り返りにくいのが特徴。また、攻撃性も低いのでフレームなどにも傷がつきにくいです。
チェーンクリーナーに付属しているブラシでチェーンのこまに入り込んだ汚れを浮かせていきます。
そして浮かせた汚れをタオルでふき取っていきます。
②ワコーズ フォーミングマルチクリーナー 380ml(A402)
シャンプーや石鹸と一緒で汚れがあると泡立たず、泡が消えて液状になる特性があります。
弱アルカリ性で樹脂、ゴム、塗装への攻撃性が低いので自転車丸ごと洗えるのが特徴。
サドル(本革除く)やバーテープ、タイヤ、ホイールまでぜーんぶ使えます。
他社のガラスクリーナー系は大概シリコン入りだけど、ノンシリコンタイプの為、タイヤやブレーキに 使っても滑りません。
ホイールは、ブレーキカスもとれ、リムもきれいになります。こちらも、チェーンクリーナーと一緒で水洗いやすすぎの必要が無く、ふき取るだけでOK。
上記のチェーンクリーナーを使った後の仕上げに使うと効果的です。
また、ゴムや塗装への攻撃性が弱いから、シューズやヘルメットにも使えるので、自転車のアイテムのメンテナンスに最適です。
ウェットタイプですが、汚れにくい特性があります。たとえばWAXタイプだったらプーリーにカスがたまるけれど、これはたまりません。
水置換性があるので雨天にも結構強いのもうれしいポイント。
また、このオイルは施工後、放置時間によりオイルの粘度をコントロールできるのが特徴。
ただし、最低10分は放置してください。
10分放置の時はやわらかめになり、クリテリウム等、距離が短めのレース時などに向いています。
24時間放置で硬めになりクッション性が高まり、足に優しくロングライド向きです。この場合は200km程度は持ちます。
短い放置時間の時は、もちも短めになりますので注意してください。
また、雨のあとにチェーンが錆びないようにとりあえず湿布しておくのも良い使い方です。
■別ブランドからですが、お掃除スターターキットなるものも
タクリーノ スターターキット ケミカル4点+収納ボックスセット
■メンテナンスにも、ローラー台にも使えるマット
従来品よりワイドサイズになって、使い勝手も便利に!