ロード用ビンディングシューズには、ロード用ビンディングペダルしかつけられないと思っている方がいるそうですが、そんなことありません。歩きやすいSPDペダルを取り付けることもできます。これまでは2種類の方法がありました。
- クランクブラザーズの「3ホールクリートキット」と、クランクブラザーズのビンディングペダルにする。
- シマノのクリートアダプター「SM-SH40」と、シマノのSPDペダルにする。
ただし、SM-SH40はソールの裏に5つの穴が付いたシューズのみ対応で、3つの穴しか開いていないものには取り付けできません。
そこで新たに追加されたのが、 - シマノ SPDクリートアダプター SM-SH41
これならクランクブラザーズの「3ホールクリートキット」と同様、3穴のロードシューズにも取り付け可能です。そして5穴のロードシューズにも取り付け可能です。
しかしここでも注意が必要なことがあります。3穴シューズには、前後の調整ができるものと出来ないものがあります。前後調整ができないシューズの場合、「SM-SH41」を取り付けてもクリート位置の前後調整ができません。これははっきり言って、かなりしんどいです。シマノの3穴シューズはほぼ前後調整が可能です。問題なのはシマノ以外のロードシューズです。できるものと出来ないものがあります。クランクブラザーズの「3ホールクリートキット」となら、シューズ側に調整機能が無くても、クリート側で前後調整ができます。(ただし少々面倒ではあります。)
シューズの3穴の位置が前後に調整できるかどうかは、見ればすぐにわかるはずです。これはブランドですっぱり区別できるものではありません。モデルによって異なる場合がありますので、確実に現物確認しましょう。
「SM-SH41」の取り付け方はこちら
ビンディング面が片面だけよりは、両面ついている方が楽にキャッチできるはずです。かといってMTBやツーリング向けのシューズになると、途端にごっつくなるか、緩すぎるデザインでしゅっとしたロードバイクには似合わないな~と思う方。これら3種類のアダプターを使って、ロード用シューズのままで、楽に走ってみるのも、いいと思いますよ。
ロード用のビンディングペダルより、SPDペダルのほうが軽く外せますので、恥ずかしい~立ちごけもしにくくなりますよ。
最後に、SM-SH40/41ともにそれほど強度が高くはありません。現物を見てみてもとても軽く、華奢な感じです。ガシガシ歩くと、ラバー部分がはがれてしまうことがあります。SPDペダルを使えるようにはなりますが、SPDシューズのように歩きやすくなるものではないということを、あらかじめご理解の上ご使用ください。
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