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ワールドクラスのレースでの活躍は勿論、国内レースでも「高性能タイヤの代名詞」としての地位を維持し続けている信頼のヴィットリアコルサシリーズ!
機材やレース環境の進化に呼応したアップデートが繰り返され、常に最新基準の性能を持って市場に投入されていることから、当店でも売り上げ上位の一角を占めています。
そんなCORSAが、この5月に「CORSA PRO」としてさらに進化して登場しました!
モデルチェンジの対象となったのは、チューブレスレディ(TLR)モデルとチューブラーモデルのニ種類。
※クリンチャーはもう少し先になりそう?
昨年よりコンチネンタル、パナレーサーなどチューブレスレディの代表的なモデルをインプレッションしてきた店長まつもとが
ウィンスペースT1500&LUN HYPERで最新基準&最高峰モデルのCORSA PRO TLRを心踊る思いでインプレッションしてきました!
SDGsの観点と思われる紙主体のパッケージへの変更は非常に好印象。
ビード部の補強コーティングが気密性を期待させます。
手に取った瞬間に「軽い」「しなやか」そして細部の仕上げの美しさに驚きました。
コットンケーシングとトレッドを接着剤で貼り付ける伝統的な構造を廃止して、新しい加硫工程によってケーシングとコンパウンドをシームレスに一体成形したことが、今回の最大の特徴のひとつだそう。
確かに今まであったトレッドとサイドウォールの段差が今回はなくなっていました。
果たして12%の転がり抵抗削減を体感することができるのか!?
取り付けはもちろん人気爆発中の「タイヤモンキー 」
【TRUTENSION タイヤモンキー オレンジ】
メーカー指定のシーラントを(前後それぞれに)40ml注入。
しっかりした規格のホイールへの装着なので、固くてハマらないっ(汗)
・・・なんて心配もなく、タイヤモンキーを使ってスムーズに装着完了。
フロアポンプでビードもスムーズに上がり、組付けのしにくさは微塵も感じませんでした。
【ビットリア ユニバーサル チューブレスタイヤシーラント 80ml バルブコアツール付属】
長い間、オールブラックを使い続けてきたので、久しぶりのスキンサイドは新鮮そのもの!
装着完了!!最新基準のタイヤなのに、トラディショナルな「スキンサイド」のルックスは、
正直ミスマッチになりそうな予測が無くもありませんでしたが、そんな不安は走り出した瞬間にはるか彼方に消え去りました・・・笑
いよいよインプレッション!!
試乗のステージは、大阪府某市の港湾エリアの一周5kmの周回コース。
路面はまぁまぁキレイなのですが、ロードペイントが多くてタイヤのダンピング特性がモロに出るコースです。
乗り出してすぐに乗り心地の良さを体感!
コットンケーシングとコンパウンドのシームレスな加硫酸工程による、今回一番の売りである「しなやかさ」は売り文句に偽りなし!
身体が温まってきたので、少しずつ速度を上げるが、そのしなやかな印象は変わらない。
ロードペイントの段差でも全く跳ねず、段差通過で速度が低下させられるような感覚も全く生まれません。
エアボリュームの初期設定を6.0BARにしていたのですが、もう少しエアを落としても走れそうな印象だったので、
2プッシュ程度エアを落としてみたところ、これがドンピシャッ!!
路面の荒れやギャップをタイヤが全て包み込んでくれるようなフィーリングがさらに高まるのを体感!!
気持ちイイ~!!
身長161cm、体重58Kkmの店長まつもとですが、エアボリュームを下げることで、転がりが重くなったり、足を止めたら速度が一気に落ちるようなこともなく、
ただただ「快適」の一言。
コーナリングについては、限られたシチュエーションでしか試すことはできませんでしたが、ゴムゴムしたグリップ感ではなくサラッとした感じです。
タイヤ全体が路面を捉えてるような安心感とウェット路面でもグリップの限界が掴みやすそうな印象でした。
後日、山岳コースで上り下り共にしっかり走り込んでみたいと感じました!
トレッド面はヴィットリア伝統の縦溝パターン。
摩耗確認用のウェアインジケーター(丸い穴)も装備。
サイドウォールの印字された情報(QRコード)も要チェックです。
物価高に光熱費の高騰も重なり、お財布事情も厳しい今日・・・。
なかなかよろしい価格のCORSA PROではありますが、レース志向のサイクリストだけでなく、峠の下りなどでグリップ感や安心感を求めるツーリングライダーやエントリーユーザービギナーさんにも是非使って欲しいと心の底から感じました。
コットンケーシングとコンパウンドのシームレスな加硫酸工程や耐パンク性能の強化など、様々な性能が進化し続けるCORSA PRO・・・。
最高峰、かつ最新レース機材ではありますが、「ゴールまで確実に選手を走り切らせる」という主目的はツーリングライダーや、通勤サイクリストにも通じるコンセプトだと感じました。
少しでも興味を持ってくれたサイクリストのみなさん、是非この最高峰の伝統と最新技術に触れてみてください。
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