このシートポストを見てください。なんとワイヤー錠が貫通しています。
ワイヤー錠は下部で結束されています。上側はオーソドックスなシリンダータイプの鍵となっています。
つまりシートポストにワイヤー錠が内蔵されているのです。シマノの電動シフト(Di2)でバッテリーでシートポストの中に入れられるものがありますが、シートポストの中の空洞を利用しようというアイデアには共通したものがあります。
取り付けてみましょう。
シートポストの太さは最も普及していると思われる「27.2mm」 と、軽快車などではほぼ標準サイズである「25.4mm」の2種類。
今付いているシートポストを外して、サドルを付け替えて、はめなおすだけです。
施錠してみました。
下の画像ではホイールをロックしていますが、柵などを通しておくくらいの余裕はありそうです。
しかも、これならシートポストも必ず施錠されている状態ですので、サドルが盗まれるという心配もなさそうです。
間違っても柵だけにワイヤーを通して施錠しないように。フレーム・車輪も通してください。
シートポストとサドルだけ盗まれるというのはありがちですが、この場合シートポストとサドルだけ残っているかもしれません。
問題が1つ。サイズがあまり大きくないスポーツバイクに取り付ける場合、シートチューブのボトルケージ台座のボルトが引っかかってしまいます。
サイズを細かく見てみましょう。
- 全長290mm
- 上側の50mmほどが少し膨らんでいるので、一番低くした状態で240mmとなります。
- ワイヤーがシートポストの下側270mmはみ出ます。
- すなわち、取り付ける前に自転車を測ってみてください。サドルのレールからボトルケージ台座の上側のボルトまでの長さが、560mm以上無いと、ワイヤー錠を一番奥まで差し込んでおくことは出来ません。
なかなかナイスなアイデアですが、自転車のサイズによって取り付けられないものがありそうです。
ただし、シートチューブ側のボトルケージ台座のボルトを短くしてチューブ内にはみ出ないようにするとか、工夫をすれば、回避できると思います。
スポーツバイク用というよりは、通勤・通学用に使用している軽快車にオススメですね。
カラーはブラックとシルバーの2色です。
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