シマノプロのフロアポンプ、とてもシュッとしたデザインです。定価4,752円(税込)のところ、33%OFFの3,175円(税込 2016/10/6時点)となかなか手ごろな価格です。
まず目を引くのが、空気圧計。直径75mmとビックサイズで、さらに薄い。最近の空気圧計は見やすいようにと高い位置に取り付けることが多いのですが、使わないときは邪魔な出っ張りとなり、収納するときなど「邪魔やなぁ」と思うことが少なくありません。
その点、この空気圧計は薄くてすっきり!
右側の白いのは古いモデルのシマノプロのフロアポンプです。メーターが上部にあるのですが、でっぱりがすごいでしょ。
重量は1.36kgと、それなりにずっしりとした重さです。安価なフロアポンプの場合、土台(足載せ)が樹脂製なので、安定感が極めて悪くなり、ちょっと当たっただけでもすぐに倒れてしまいます。その点これはパイプも土台もスチール製ですので、安定しています。
重たい空気圧計が下部にあるのも、倒れにくい秘訣です。
グリップは中空の樹脂製。滑りとめのゴムが貼ってあったリ、高級感のある木製ではありませんが、微妙なカーブと溝のおかげで、グリップ感はまずまずです。
高さは大きくもなく小さくもなく、標準的といったところ。65cmです。背の低い女性の方でも、まずまずの使い勝手でしょう。
もうすこしホースの長さがあった方が、使いやすかったでしょうね。
口金部分はオーソドックスなタイプ。仏式と米式に対応しており、バルブにぶすっと差し込んだら、レバーを立てて固定となります。
仏式と米式の切り替えは、口金の先のキャップを外して、中のゴムパッキンと芯となるパーツの向きを変えて、再びキャップをはめます。「ワンタッチで切り替え」が売りではないので、仏式なら仏式、米式なら米式と決まっている方向きです。ボールや浮き輪などに空気を入れるためのアダプターは付属しません。
土台の部分を裏から見てみました。空気圧計がボルトで固定されています。土台の裏側には滑りとめや傷防止となるようなゴムのたぐいはついていません。フローリングなどの室内での使用には向きません。
実際にロードバイクに空気を入れてみました。700x23cのクリンチャータイヤを0から7気圧まで入れるのに、およそ25回のポンピングが必要でした。このサイズ、この価格帯ではごくごく標準的と言えるでしょう。ポンピングの硬さ・抵抗感についても、標準的だと思います。
さわやかなシマノブルー、薄くて大きて見やすい空気圧計、安定感のある土台、シンプルで実用的なフロアポンプをお探しの方には、オススメです。
※こちらの商品は取り扱い終了いたしました。
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