自転車を絶対に盗まれないようにするには、絶対に壊されない鍵を、絶対に壊されない構造物と自転車を結ぶしかありません。それだと自転車では運べないほどの大きさと重さになってしまうでしょうね。誰もが却下でしょう。
最近は自転車が盗まれたときに位置情報がわかるというアイテムもありますが、それって盗まれてしまった後の話。追いかけられない場所に逃げられたり、見つける前にばらばらにされてしまえばどうしようもありません。
もう一つ自転車の盗難を防ぐ方法として、車やオートバイでも採用されているのが「盗難ブザー」施錠した状態で振動や錠を破壊するような動きを検知した場合、大音量の警告音がなるという物。
自転車用の防犯ブザー付きワイヤー錠というと、昨年クロップスから発売されましたね。凄~く頑丈に作られているのはわかりますが、いかんせん非常に高価です。もうちょっとシンプルでもいいから、手の届きやすい価格の防犯ブザー付きワイヤー錠ってないのかと思っていたら、ULAC(ユーラック)というブランドから発売されました。
直径12mm、長さ180cmと極めてよくあるサイズのコイル式ワイヤー錠に、防犯ブザーがついています。
仕組みは簡単。施錠してセンサーを起動させた状態で、振動を感知すると2回アラーム音が鳴ります。いわゆる警告音です。
再び振動を感知すると、15秒間アラームが鳴り響きます。その音量は110dp。80dbが目覚まし時計、100dbが地下鉄の電車、120dbが飛行機の爆音といいますから、110dbがどれくらいのものかはご想像いただけるかと思います。15秒鳴り響いたあとも、再び振動を感知すれば何度でも15秒間鳴り響きます。完全に止めるには、鍵を開けるしかありません。
さらに、ワイヤーを切断しようとしても、アラームが鳴り響きます。
一般的なコイル式ワイヤー錠のように、シートポストに取り付けるためのアダプターが付属します。注意ポイントは、鍵をかけただけではアラームはセットとなりません。鍵をかけた後、鍵の先を本体の指定の場所に突っ込んで、起動音がすればセット完了。それをしなければ、普通のワイヤー錠です。
アラームを鳴らすには電源が必要です。本体にボタン電池がセットされていますので、電池残量にはご注意ください。
一連の流れを動画で撮影しました。最後にアラームが鳴り響きますが、動画編集で音量を下げています。それでもまぁまぁうるさいとは思いますので、職場や人混みで再生されるときは、ご注意ください。
※こちらの商品は取り扱い終了となりました。
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