オージーケーカブトの新商品、「ウルトラスウェットパッド」
「汗を効率よく額の左右へ誘導し、不快な要因となる額から目への汗の浸入を防ぎます。」
という商品。仕組みはシンプルで、おでこにピッタリくっつくシリコンのベルトがポイントです。特定のヘルメット専用品でなければ、ヘイロやパールイズミからすでに発売されています。
対応するヘルメットは3種類。オージーケーカブトのフレアー、ゼナード-EX、エアロV1の3種類。今回はフレアーでご紹介します。
元々のパッドがこちら。無視などの侵入を防ぐ「A1ネット」という部分と、おでこに当たる部分のツーピース構造です。標準品のパッドは、ヘルメットの内側に沿って取り付けられています。
パッチンとくっつくパーツ4か所で固定されています。軽く引っ張ると簡単に外れます。
これがウルトラスウェットパッド。純正品よりしっかりとした造りです。
赤いシリコンベルトが、主張してきます。
純正品と比べると、一回り大きいのがわかります。下の画像の上が純正品、下がウルトラスウェットパッドです。
ヘルメット自体は2サイズですが、このパッドは共用サイズです。ウルトラスウェットパッドの両脇のパッチンするパーツは、2個ついています。
ウルトラスウェットパッドをパッチンと押し込んで、取付完了。純正品と比べて、やや内側にオフセットしているのがわかります。これによりシリコンのベルトがおでこに密着する効果があります。
被ってしまえば、ウルトラスウェットパッドを取り付けているかどうかは判断できません。写真を見ても、おでこにぴっちり密着していますね。
実際に走ってみました。この日の温度は21度~28度、約8時間で2100mアップ。その間2~5キロくらいの上り坂が5か所くらい。
いつもならヒルクライム中におでこから垂れてくる汗が、アイウェアーなんかに垂れることがあるのですが、この日は全くなし。何もなければ何もないで、ウルトラスウェットパッドの存在自体を忘れてしまいます。
頭やおでこから垂れる汗は100%防げるかというと、そうではありません。シリコンベルトはおでこの上から1/3程度のところにありますので、そこから下も汗をかきます。面積が少ないので、垂れてくるほど大量にはなりませんが、うっすら汗は噴き出ますよ。
じゃぁ、汗はどこに行っちゃったのか? 帰ってから気が付きました。両脇に流れた汗は、ちょうどヘルメットのストラップを伝っていくんですね。ストラップは塩で白くなっています。
ヘルメットのストラップは、絶対に外れません。これが簡単につけ外しできるようなら、事故したときに簡単にヘルメットが飛んで行ってしまいますから。
ライド後は、インナーパッドを外して、手洗いしましょう。インナーパッドを外した状態で、ストラップも手洗いしてあげましょう。ヘルメットも多少濡れるので、しっかり陰干ししておいてください。
これから30度を軽く超える日も出てくると思います。汗がアイウェアーに垂れて視界がにじむことはもう起こらないと思うと、このウルトラスウェットパッド、買いですね。
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