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STI ブラケット交換

頭痒いとこないですか?

*これぞ裏技、STIブラケットの””超簡単”交換方法

自転車のパーツって、フレーム以外ほとんどが消耗品といっていいでしょう。消耗品と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、「タイヤ」「ブレーキシュー」「チェーン」「ワイヤー類」あたりかと思いますが、他にも「バーテープ」「サドル」「ビンディングのクリート」「スプロケット」ももちろん消耗品。

いや待って、意外と注目されないのが「STIレバーのブラケット」 以前からカラー物のサードパーティ製があるにはありましたが、あまり普及されていませんでした。数年前から「シェイクス」というブランドが人気ですが、それでも純正の黒いブラケットのまま使い続ける人がほとんどでしょう。バーテープやサドルには個性を求めるのに、日の当たらない存在、それがブラケット。

純正品だと安いんですよ。デュラエースのSTIレバーは定価58,564円(税込)、105のSTIレバーは25,326円(税込) 価格差2.3倍。

一方ブラケットだけだと、デュラエース(ST-R9100)で定価1701円(税込)、105(ST-R7000)で定価1148円(税込)。価格差1.48倍。価格差少ないくないですか? もちろん105にデュラをつけてアップグレードってことはできません。

自転車の乗っているとき、おそらく一番触っているのがSTIレバーのブラケット。バーテープの価格がおよそ1000円~4000円。それに比べてデュラエースでも2000円もしないブラケット。もっと頻繁に交換してあげても、ばちは当たらないと思うんです。ひとえに、黒いから汚れが目立たないってだけなんでしょうけど。ほんとはすごく汚れているし、すり減ってもいるんですよ。

まずこれ、ご覧ください。奥のすり減ったブラケット(走行距離は2万キロくらい)と、手前の新品のブラケット。つるっつるですね。

STI ブラケット交換

交換方法を言葉で説明すると、「外して、はめる」たったそれだけなんですが、実際に作業してみると、これがかなり硬いんです。一昔前なら、シフトワイヤーを一旦外さなければこのゴムが交換できませんでした。今はシフトワイヤーが外に出ていないので、前準備不要。とにかく外して、はめればいいだけ。でも、とっても硬いんです。

その理由は、ブラケットが硬いのはもちろん、つかみどころがないから、力が入らないんですよね。柔らかく作ったら、すぐにぐにゃぐにゃになってしまうので、この硬さは必要なんです。そこで、一工夫。

実は以前もご紹介したことがあったのですが。

今回は動画でご紹介します。使用するアイテムは、スーパーの袋と、細くて平たい棒(タイヤレバーなど)、この2点のみです。多少の握力も必要です。

字幕でも書いてますが、外すときはカッターで切ってしまっても構いませんよ。普通は捨てますから。最初はどんな感じに力をかければいいのか、コツがわからないかもしれませんが、動画を力のかけ具合を参考に、挑戦してみてください。なれたら30秒くらいでスポットはめると思いますよ。

交換後が、こちら。

STI ブラケット交換

新品は気持ちよいですよね。まして手で触る部分ですから。今までこの部分を交換できることを知らなかった人、落車やバイクを倒してしまったときの傷が気になっていた人、交換できるのは知っていたけど難しそうだからあきらめていた人、是非チャレンジしてみてください。

 

 

 

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