梅雨や夏にも負けないオススメアイテム3点をご紹介します。

まずはシーラントを2点

シーラントユーザーには嫌な時期ですよね…
「暑い時期」はシーラントが固まりやすいし、メンテナンスの回数も増えそうだなとお思いの方へ
取り扱いが楽で長寿命なシーラントを2つご紹介致します。

■EFFETTO-MARIPOSA Vegetalex(ベジタレックス) 1000ml

EFFETTO-MARIPOSA Vegetalex(ベジタレックス) 1000ml

Cafelatexでお馴染みのスイスのケミカルメーカー Effetto Mariposa（エフェットマリポサ）から、新たに植物ベースの粒子と繊維から生産された環境にもライダーにも優しいタイヤシーラント剤 VEGETALEX (ベジタレックス)が発売されています。

気になっている方も多いのではないでしょうか。

ちょっとご紹介

• • 植物ベースのシーラント
    主にオリーブとセルロース繊維で構成され、キサンタンガム（食品のドレッシングやソースのとろみ付けに使われる増粘剤）が繊維をつないでいます。
    キサンタンガムには擬塑性流動（ぎそせいりゅうたい）という流動特性があるそうです。
    擬塑性流動とは力を加えると粘度が低くなり動きやすく、加わっていない時は粘度が高くなるのが特徴。
    身近な例でいえば、トマトケチャップやマヨネーズの容器を振っている時と置いた時の液体の動き、
    つまりホイールが回っている間はサラサラとタイヤ内部を動き回り、止まっている時はタイヤ側面にくっついていてくれることが見込めるということのようです。
  • 高い耐久性と少ないメンテナンス
    「暑い時期」「多孔質のタイヤ」といったシーラントにとって厳しい環境であっても3ヶ月は性能を保ち続け、一般的なユーザーであれば6ヶ月以上の寿命があるとのこと。
  • CO2ボンベが使用可能
    CafelatexのようにCO2ボンベを使用すると固まってしまうシーラントがありますが、Vegetalexは影響をうけません。
    そのため出先でのタイヤのビート上げも楽にでき、タイヤ装着時のストレスがありません。
  • プラスティックフリー
    アンモニアや他の攻撃的な化学物質は含まれず人や機材に対して優しいシーラントです。
    天然ゴム、ラテックスアレルギーのある人にアレルギー反応を引き起こしません。
  • 掃除が簡単
    Vegetalexには急速固化ポリマーは含まれていないため、簡単に取り除けます。
    乾燥した状態でも石鹸水とブラシで綺麗にすることが出来ます。
    つまり、出先でタイヤブートを付けることだって出来ちゃうかもしれません。
    更に100%生分解性だから環境に優しく、出先での掃除も安心です。
    匂いも無臭ではないが気にならないようです。
    ラテックス系のシーラントの掃除はかなり大変ですし、夏のアンモニア臭は結構きついですよね…

デメリットは、従来のラテックス系よりも1.2倍程注入する必要があることと、
穴を塞ぐ速度がラテックス系よりちょっと遅いことでしょうか。
あとは小分けタイプが無くて、1000mlタイプのみなのが残念です…
因みに最大で6mmまでの穴に対応しています。

人気の同社製品 Cafelatexと比較してみると

メンテ頻度高→Cafelatex
メンテ頻度低→Vegetalex

レースシーン→Cafelatex　（軽量で穴を塞ぐスピードが早いため）
ロングライド、ツーリング→Vegetalex (穴を塞ぐスピードはCafelatexに劣るが、取り扱いがかなり楽)

一発の性能が高いのはCafelatex、一定の性能を長く持たせるのがVegetalexといった感じ
EFFETTO-MARIPOSA Vegetalex(ベジタレックス) 1000ml 購入ページ

■イメジ タイヤシーラント

イメジ タイヤシーラント

合成ラテックスベースのシーラントですが、
こちらもベジタレックスのような特徴を持ったシーラントで取り扱いが楽な商品です。
徐々にユーザーが増えてきている感じのアイテムです。
けっこうオススメ

タイプは2種類
「IMEZI」チューブレスタイヤシーラントThin タイプ（サラサラ タイプ)

「IMEZI＋」チューブレスタイヤシーラントMicro Fiberタイプ (ネバリケ タイプ)

最後にチェーンオイルを1点

雨にも負けない新作チェーンオイルです。

■GOKISO 固体潤滑チェーンオイルプラス 20ml×3本セット

GOKISO 固体潤滑チェーンオイルプラス 20ml×3本セット

またまた出ました【GOKISO】のチェーンオイル
その名も「固体潤滑チェーンオイル＋（プラス）」

現在発売している固体潤滑チェーンオイルに、分子構造の異なる2種類の特殊テフロン樹脂を配合し、より金属への密着性を向上させました。
今までのオイルより長く、微粒子がチェーンオイルの内部に留まる為、ロードなどの日常使いにはもちろん、MTBやシクロクロスなどのオフロードや雨の日に効果を発揮するとのこと。

そもそも固体潤滑チェーンオイルとは？
オイル中に含まれる固体潤滑材の微粒子が、チェーンプレート内部やチェーンとギアの間でベアリングの球のように転がり、チェーンの駆動抵抗を減らします。一般的な「滑り」だけのオイルよりもなめらかな潤滑作用を提供致します。
変速時のチェーンの横方向への移動でも、その滑らかさを実感できるそうです。

ちょっとお高いですが、オススメです。
GOKISO 固体潤滑チェーンオイルプラス 20ml×3本セット