fbpx

頭痒いとこないですか?

*輪行できる高速バス「ブルーライナー」に乗ってみた。

夜行バス ブルーライナー現在「関西—関東」「関西—福岡」路線の高速乗合バスとしては、唯一輪行できる「ブルーライナー」に知り合いが乗車してきたというので、早速レポートしてもらいます。

ブルーライナーといえば、2013年9月のブログ

で紹介したあのバス会社。当時高速バスの法改正がなされ、それまで輪行可能としていたバス会社3社がいっせいに輪行不可にするという事件がありました。その時彗星のように現れたあのバス会社です。

ブルーライナーで輪行する場合は、以下のオリジナルルールを守らなければいけません。

  1. 予約が必要
  2. 一人1台までで、1台1000円。
  3. バス1台につき最大2台まで。
  4. 前後輪を外して輪行袋に入れる。前輪のみ外す輪行袋は不可。

特に、「前輪のみ外す輪行袋は不可」というのは、ご注意ください。

ブルーライナーのバスの運賃は、日によって変わりますが「関西—関東」でおよそ2800円から6000円(2014年7月現在)。

 

出発地までは、輪行で向かいます。

乗車したのは6月のとある平日、ブルーライナーC便23時10分で大阪を出発しました。集合場所は新阪急ホテルの向かい側にある、プラザモータープール。大阪の夜行バスの出発地点としては定番です。

夜行バス ブルーライナー

そのバスがこちら。

昨年新たに導入されたという新型車両です。ブルーライナー便はA便とC便があり、現在全てのA便と、一部のC便がこの新型車量。ナイトライダーという便もありますが、これは3列シートでトランクが小さいため、輪行は出来ませんのでご注意を。

にしても、C便で新型車用に当たったというのは、かなりラッキー!(現在1/3くらいの確率です。) 日頃のおこないが良いからか?

夜行バス ブルーライナー

車内はオーソドックスな4列シート。トイレはありません。

平日ということも合ってか、車内はガラガラ。隣は空席だったので2席占有してゆったり座れました。。

もちろん、女性の隣に男性が座るということは予約時にコントロールされており、絶対にありません。

更に女性は奥側の席に集められます。一番前の席で女性が寝ていた場合、休憩時の乗り降りの時全員に見られて嫌だからです。

またこの日は相当空いていたようで、前後も詰め詰めにならないように調整されていました。シートを倒すのにも気兼ねする必要はありませんね。

夜行バス ブルーライナー

アメニティはブランケットのみでした。料金の高いバスになると、耳栓・アイマスク・歯ブラシ・水・スリッパ・ウェットティッシュ・WiFiなどがあったりします。

自転車はこのようにトランクに入れられます。大きなスーツケースや、登山用のザックなどのお客様が当日どれらけ乗車されるかわかりませんから、それらよりもっと大きくデリケートな自転車の台数が制限されるというのは、当然ですね。

夜行バス ブルーライナー

東京までに1回は15分間の休憩が3回。標準的な回数ですね。サービスエリアの駐車場は、夜行バス、長距離トラックで一杯になります。同じようなバスが並んでいますから、バスを離れる前によく自分の乗ってきたバスの位置とバスを覚えておいてくださいね。

大きなサービスエリアだと深夜でも土産物屋さんが開いていたりします。お店が開いていなくても、トイレや自動販売機は24時間使用できます。

夜行バス ブルーライナー

最近は寝ている乗客を起こさないという配慮から、あえて休憩時にアナウンスをしなかったり、室内灯をつけないというのが一般的です。学生時代のスキーバスなんかは休憩のたびに煌々と明かりをつけられましたが、今はどうなんでしょうね?

出発時間はこのようにバスの出入り口付近に掲げられます。遅れると他の乗客の方に大変迷惑がかかりますから、絶対に遅れないようにしてください。

夜行バス ブルーライナー

定刻どおり東京に到着。安全運転お疲れ様でした。

運転手さんがとても親切な方で、到着地でも道を教えてあげたりしていました。私は偶然行きと帰りで同じ運転手さんが一人いらっしゃり、顔を覚えてくれていて親しく話しかけて頂きました。

夜行バス ブルーライナー

夜行バスというと辛そうなイメージがあったりしますが、私や今回このレポートを書いてくれた友人の場合、学生時代などに散々夜行バスに乗ってあちこち旅行した経験があるため、中年になっても夜行バスに抵抗無く乗ることが出来ます。

何が良いって、寝ている間に移動しますから宿代の必要なし、早朝に到着するので1日をたっぷり使えるところ。

最近はタバコのにおいが染み付いた車両はほとんど無いですよ。そういう車両は相当古いものになるので、燃費も乗り心地も悪く、深夜の長距離バスにはもうほとんど使われません。

 

バス会社は沢山ありますが、およその運賃は、関東-関西の夜行バスで、安くて2,000円くらい、高くて12,000円くらいになります。個人的には2,000円以下というのは、あまりにも安すぎて自分では選びません。乗客が20人としても40,000円。それでドライバー2名とガソリン代・高速代をまかなえるはずがありません。

同じ会社の同じグレードのバスでも、平日と休日前だと2~3倍は価格差があるのが一般的です。若い方はもちろん、スーツを着たサラリーマンの方も普通に乗車されています。外国人旅行者も増えていますね。もちろん女性一人も珍しくありません。

輪行はもちろん、輪行以外でも夜行バス、オススメですよ。

 

※平日はおおよそ空いておりますが、休日前はほぼ満席になります。ご予約はお早めに。

 

ブルーライナーはこちら

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でWORLDCYCLE_BLOGをフォローしよう!

*自分に合ったバーテープの選び方教えます!前のページ

こんな駅なら輪行がしたくなる。tantanロングライドで思いついた仮説を215km走って検証してみた。次のページ

人気記事ランキング(過去30日間)

  1. メンテナンス教室

    *買ってきたロードバイクの賞味期限は、何もしなければ3日だけ。
  2. baggage160 新幹線輪行

    頭痒いとこないですか?

    *その輪行、ダメですよ。ルールを守るのが大人です。新幹線の新しい輪行ルールについ…
  3. チェーンの直し方

    メンテナンス教室

    必須のトラブル対処法、外れたチェーンの直し方
  4. インナーフレームバッグ R250

    頭痒いとこないですか?

    R250のインナーフレームバッグをピッタリ選ぶ方法
  5. 輪行袋 輪行 輪行講座 輪行教室

    頭痒いとこないですか?

    *これができれば絶対にゆるまない、輪行ストラップの締め方。
PAGE TOP