サーモス 真空断熱ストローボトル

頭痒いとこないですか?

サーモスの真空断熱ストローボトルで冬のサイクリングはこう変わる。

サーモスが本気で作った自転車用真空断熱ボトル(いわゆる魔法びん)、早速使ってみましたので、レポートしてみたいと思います。
真空断熱ボトルはステンレスの二重構造で、外びんと内びんの間を真空状態にしています。真空は宇宙と同じで、水も空気もないため、熱を伝えません。この真空のスペースは広くても狭くても熱を通さないのは同じです。メーカーの見せ所は、いかにステンレスを丈夫に薄くして、外びんと内びんの間を狭くすること。広いと大きさの割に中身がちょっとしか入らないですからね。

サーモス 真空断熱ボトル

熱を逃がさない秘密は 独自の特殊製法による超高真空の壁

サーモス 魔法びんの秘密 より

サーモスや象印、タイガーなどが有名ですが、最近は一家に1本くらいは、魔法瓶持ってますよね。ちょうど我が家にもサーモスの500ml真空断熱ボトルがありましたので、比較してみました。高さはほぼ同じ。太さが違います。サーモスの500mlは直径65mm、1,000mlくらいのボトルになると直径80mmです。
自転車用ボトルといえば、直径74~75mmですが、サーモスは直径73mm。樹脂製ボトルは多少へこみますので、その分を考慮して2mm細めに作ってあるのだと思います。
サーモス 真空断熱ストローボトル
胴体の太さが違うのは、見てすぐにわかりますね。キャップの大きさがぱっと見同じくらいなので、共通でしょうか?
サーモス 真空断熱ストローボトル

あら残念。開口部の太さは同じですが、ねじ部分の太さが違いますね。今回自転車ボトル用に新開発したということで、従来の中栓とは全く互換性はありません。サーモス 真空断熱ストローボトル
外側にシリコン製のリングがあります。ちょうどボトルケージのくぼみに引っかかるところですね。簡単に取り外しできます。 サーモス 真空断熱ストローボトル

中栓は4つのパーツからできています。専用パッキンはもちろん、専用漂白剤なんかも発売されております。

サーモス 真空断熱ストローボトル中栓のパッキンはばらばらになります。
保冷ボトル 自転車用ボトルボディリングや洗浄機用漂白剤もあります。

さてここからが実際に使ってみてのレポート。

真冬に発売したのでどうしても暖かい飲み物を入れたくなってしまうのですが、「保冷専用 熱い飲み物はいれないでください。」と大きな注意書きのシールが本体に貼られています。サーモス 真空断熱ストローボトル
飲み口がストロータイプしかないことからもわかる通り、これ、熱い飲み物に対応していません。メーカーに何故と質問してみたところ「そもそも中栓を耐熱仕様に作っていない」という回答でした。残念。さらに質問してみました。
メーカーサイトに開発ストーリーがあったので見てみると、当初から保冷専用として開発されたようです。

自転車専用ボトル「FFQ-600」開発チームに聞く発想・アイディア
サーモスの真空断熱技術が生んだ、 「自転車専用ボトル」

「じゃあ、ぬるま湯は?」これもメーカーとしてはやっぱりダメだそうです。常温以下ということらしいです。
となると、あとは自己責任ですね。決してお勧めするわけではありませんが、以下ぬるま湯(40度くらい)を入れて使ってみた人の独り言です。

2017/3/4 気温6~12度で約6時間(午前9時~午後3時 130km)走行。最初から最後までず~っとぬるま湯でした。普通のボトルだと勝手に冷えて冷たくなりますので、飲むとおなかが冷えます。ぬるま湯はいいですね。熱いと走行中簡単に飲めませんが、人肌温度のぬるま湯はおなかにも優しい…..

サーモス 真空断熱ストローボトル

普段ダウンチューブにボトルを入れていますが、ボトルとケージの相性が悪かったので逆にしました。

ボトルケージとの相性はどうでしょうか?

仮説ではオール金属製のボトルケージだとカタカタしてしまってダメだと思うのですが。実際やっぱりそうでした。試してみたのはこれ。上の画像でダウンチューブについているものです。

大丈夫だったのは、カーボンボトルケージ(プロファイル製 廃盤モデル)です。上の画像でシートチューブについているものです。ただしそれでもふとした路面の段差を通過するときは、「カンッ」って音が数回しました。

ボトルケージに出し入れする動画をご覧ください。

ストロータイプの飲み口はどうでしょうか?

飲む前にボタンを押して蓋を開けなければいけません。このあたり、エイベックスの保冷ボトルと似ています。

エイベックスの場合、ふたを開けてボトルをぎゅっと握って中身を出しますが、サーモスはストローなので自分で吸わなければいけません。私の肺活量が小さいからか、一度に吸える液体の量は少し少なめ。寒いと吸っている間に鼻水が垂れてきてしまいますので、ちびちびと飲むことしかできませんでした。ここはもう少しストローと飲み口を太めにしてくれてもいいなぁと思います。

走行中にボトルケージから取って、ボタンを押して蓋を開けるという作業は、ちゃんとバイクコントロールできる方でないとむつかしいかなぁ….. ちょっと止まって飲む方が、安全・確実でしょう。

傷はつかない?

6時間のライド中、傷のテストもかねて走行中飲みもしないのにボトルを出し入れしてみました。帰ってからチェックしましたが、気になるような傷はほとんどありませんでした。落とせばへこむでしょうし、泥やほこりがボトルケージの間に入って出し入れすれば、傷がつくのは仕方がないとは思いますが、今のところ気にならないレベルでしょうね。

保冷ボトルでありながら、真冬の使用レポートでした。ステンレス真空断熱ボトルで暖かい飲み物をいられるものはないのか?って思われたと思います。もちろんありますよ。

見た目でわかるサーモスとの違いは、容量と重量です。上記はすべて500mlですが、サーモスは600ml

そして、上記商品の重量は300~340gもありますが、サーモスは270g。全然違うでしょ。

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