淡路島ロングライドの翌日は、滋賀県はクレフィール湖東という観光施設で行われる、「パナレーサーカップ」に参加してきました。
種目がタイムトライアル(ソロ、二人、チーム)、クリテリウム(4クラス)、3時間耐久(ソロ、二人、チーム)と盛り沢山。
私は中一の息子と一緒に、初めてのタイムトライアルに挑戦してみました。
タイムトライアルというと、当店店長松本の得意分野ですが、私は全く初めて。クリテリウムというとどうしても落車のイメージが浮かんでしまうので、時間差でスタートするタイムトライアルはその点安全なイメージ。
もうすぐ身長を追い抜かされそうな息子の実力もめきめき上がってきているので、それほど手加減せずとも一緒に走れるのではないかと思ったからです。
会場に7時過ぎに到着して、早速ウォーミングアップ。
それにしてもウォーミングアップするなら、ローラー台がこの上なく便利です。ローラー台を手に入れる前はレース会場の周りをぐるぐるしていたのですが、それだと信号や登り下りなどで、一定の負荷を脚と心肺機能に与えるのに時間がかかってしまいます。
その点ローラー台であれば、20~30分もすれば、脚にも心肺にもしっかり負荷がかかり、レース前の体の慣らしは万全。
駐車場で周りを見ると、同じようにローラー台をまわす選手が大勢。固定ローラーの方はもちろん、3本ローラーの方も多いですよね。家族連れの方も多く、ほのぼのとした雰囲気に包まれています。
ゼッケンをつけてトイレを済ませ、ボトルに半分水を入れたら、準備完了。
最後に出走サインをしたら、20秒ごとにスタート。一人は台の上からスタート。ちょっとした台ですが、なんとなくプロっぽいのがいいですよね。
タイムトライアルの中でもソロやチームへのエントリーは100名近くと人気なのですが、二人タイムトライアルへのエントリーは8名と、ひょっとするかもなんてね。
1組は不参加のようで、結局7組で走ることに成りました。我々は6番目にスタート。作戦では私が全部前を引くつもりですが、あとは息子次第。
1周約1キロのコースを16周。予想では30分近い競技時間になると予想して、ペースを作ります。
息子もきっちり詰めて付いてきており、そこそこ余裕がありそう。でも後半ペースダウンしては全体ではマイナスのはずなので、がんばりすぎず、余裕に成らない程度のペースで走ります。
3周も走ると私の脚がいっぱいいっぱいに。息子に代われる? と聞いてみると、私が2周、息子が1周なら行けるというので、その順番で走ることにしました。
ホームストレートがやや登りで、時速32キロくらい、バックストレートがすこし下っているので時速43キロくらいのペース。風も少しあり、かなりきつい。
息子と交代してもらってびっくり。頭ではわかっていたことですが、後ろって何と楽なのでしょう。ちょっとなら脚も止められますし、ボトルの水も余裕で飲めます。
快調に走っているつもりですが、トップの選手には3回ほどラップされたようです。まさに風のように抜かされました。
ジャージは上下イタリア製のサイクルウェアー「ビエンメ」で決めてみました。ホントならおそろいにすべきなのですが・・・
- ビエンメ Pass it on SS Jersey
- ビエンメ Pass it on Bibshorts ホワイト/ブラック
- ビエンメ RONA Colnago SS Jersey
- ビエンメ RONA Colnago Bibshorts
結果は7チーム中6位。平均速度は36.94km/hでトップとは約10km/hも違うのですね。どうりで風のように抜かされたはずです。
応援してくれていた家族に聞くと、ずば抜けて遅くって、まるでサイクリングのようだったと。それなりにがんばったつもりでしたが、酷評にちょっとガックシ。
初めて走ったタイムトライアルですが、大勢の中で周りをうかがいながら走るロードレースと違い、自分とパートナーの力を合わせて走るのも、楽しいですね。
コースのライン取りや、車間距離のちょっとした積み重ねで、1周あたり何秒も変わってくると思うと、いろいろ工夫のしがいがありそうです。
今回は思いっきりロードバイクでしたが、タイムトライアルバイクが欲しくなる気持ちもよくわかりました。他人との競争ではなく、自分との競争ですから、空気抵抗は大きな違いになりますよね。
今から申し込めるタイムトライアルというと、8月末のシマノ鈴鹿でしょうかね。
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