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乗り方教室

自転車のロードレースに出てみよう! レース中は賑やかです。

自転車ロードレース

ロードレースに出てみようシリーズ第6回目。レースの最中選手たちは会話とかしているのでしょうか?

私自身は関西のロードレースでしか走ったことがありませんので、ひょっとしたら他の地域とは違うのかもしれませんが、そこのところはご容赦ください。

 

まずスタート。MC(アナウンサー)さんが、およそ1分前、30秒前、10秒前とアナウンスします。

10秒前から1秒づつカウントダウンはしません。10秒間は無音です。音楽も止まります。

 

そして、スターターの乾いた銃声が「バン」と鳴ったらスタート。どこからともなく、こんな声が聞こえてきたりします!

 

「さ~安全に行きましょぅぅぅぅ~」

 

そんなときは、

 

「ういぃぃぃぃぃぃぃ~」 

 

と低い声で答えます。

 

PA(音響)さんが派手な音楽を鳴らし始めます。ここはもっとも集中するところですね。特にスタート直後にコーナーがある場合は要注意。絶対に落車はしたくありませんから。

 

 

ふらふら走っている選手がいると、どこからとも無く周りの選手から注意されますよ。優しく肩をたたかれて注意を促される場合もあります。

 

登りやコーナーの入り口でブレーキがかかったときなどの掛け声(怒声)は、

 

「ちゃうちゃうちゃうちゃうちゃうちゃう」

 

もしくは、

 

「ブレーキ ブレーキ」

 

「うり□い△お?ら〇ぇ!あ□かえ△!え?ええ・・・・」

 

などと声がかかりますので、最小限のブレーキでやり過ごしましょう。ぎりぎりこらえてノーブレーキで済むならそのほうがいいですよ。立ち上がりの加速は脚を使いますから。

ここであわてて減速しすぎると、更に後続が詰まって激突、落車につながります。

 

集団の中でボトルの水を飲むときも要注意です。脚をとめてスピードが落ちるようなことがあってはいけません。ふらついてもいけません。肘を外に向けてもいけません。何せ、蛇行、原則は厳禁です。

 

ここでもたもたしていると、気が立っている選手から 罵声 を浴びせかけられるかも知れません。

でも、びびって萎縮しないでくださいね。余計危ないですから。

 

必死で走りすぎて、登り区間でふらつくなんてめちゃくちゃ危険。追い込まないといけませんが、レース中盤で意識が朦朧とするまでがんばってはいけません。安全第一です。

 

レース中は前方にスペースが開いたら、常に前へ前へ詰めていってください。

中切れといって、集団がすぐに分断されてしまいますから。自分がその中切れの原因になるのだけは避けたいところです。

外から見ると、集団って一定のスピードで平行移動しているように見えますが、実はその中はぐるぐるぐるぐる入れ替わっています。中のほうから、外のほうから、前へ前へ上がる選手、下がる選手が混沌としながら、進んでいきます。

そこにコーナーがあったり、登りがあったり、下りがあったり、道幅が広くなったり狭くなったり、落車があったり。さまざまな状況の変化がありつつも、レースは進んでいきます。

 

レースの終盤は牽制でややスピードが落ちたりしますが、最終的にはがんがんペースが上がります。このときまだ十分脚がのこっていなければ、集団ゴールスプリントというメイン料理にありつくことはできません。

メイン料理にありつけたなら、あとは下ハンを持って、力の限り自転車を前に進めてください。

 

これを味わうことが出来る選手は、ごくごくほんの一握り。お疲れ様でした。

 

自転車ロードレース

 

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