新しく取り扱いを始めた、「ライトソック」 キャッチコピーが凄い自信ありげです。
「靴擦れを起こさない究極の靴下」
「履いた瞬間に誰もが気付く 超感覚 もう二度と靴擦れに悩まない!」
はて、どういうことなのでしょうか? 実際に物を見てみないと良く分かりません。早速ライトソックを裏返してみました。
青いほうが表です。裏返すと白色になります。
裏地が白い・・・・ のではなく、この靴下二重です。ウェアーではレイヤー(重ね着)という考え方が広く浸透しておりますが、ソックスにもその考えを当てはめるとどうなるでしょうか。
シューズをアウターとするならば、ソックス自体がインナーという考え方もできるはず。ライトソックスは更に分解して考えました。
- 足 < ソックス(インナー) < シューズ(アウター)
- 足 < ソックス1(インナー) < ソックス1(ミッドレイヤー) < シューズ(アウター)
と考えた場合、足に接する側/ソックス1(インナー)と、シューズに接する側/ソックス1(ミッドレイヤー)は、それぞれ別の機能を持たせるという考えです。
アンチブリスターシステム
- 水分管理:インナーレイヤーは、他のどの繊維よりも肌の水分を逃がします。
結果:足はいつもドライに保たれます。 - 温度調整:乾燥していれば、夏は涼しく、冬には温かいということです。
結果:足は快適です。 - 摩擦減少:インナーレイヤーとアウターレイヤーの作用で、通常肌に伝わる摩擦を吸収します。
結果:肌がすれるのを防ぎます。
足を使うスポーツの最中、足は極度のストレスを受けます。体がヒートアップすると、足は蒸れて、熱くなり、すりむけます。 水分、熱、摩擦が合わさると、辛い水ぶくれができ、不快感によって大事なときに良いパフォーマンスができなくなります。 それを解消するのが、このダブルレイヤーソックスなのです。
二重ということですが、ずれることで滑ったり、踏ん張りが利かないということは無いのでしょうか?
大丈夫、特許を受けた3点留め技術と最新技術繊維で、2重構造にありがちな靴下間のズレを無くし、ソックスの位置を固定しています。
ライトソックを見てみると、固定されているのはこの2箇所。足の指の上と、
足首の周囲ぐるりです。指の上は多少段差がありますが、足首側は全く段差はありません。できるだけ接合部を少なくしつつ、ずれが起きない場所、形を研究した結果がこの2箇所なのです。
指の下(底)は全くフラット。摩擦の原因となるような引っ掛かりは全くありません。
インナーだけ引っ張ってみると、二重になっているのがよく分かるかと思います。ちょっと不思議な感じがします。
土踏まずの部分には段差のほとんど無いゴムが入れられており、足裏のアーチにフィットします。(あえて手にはめてみました) コンプレッションウェアーのような強いテンションはかかっていませんので、足や指の形によって、どこか窮屈に感じるようなこともありません。
左右の指定はありません。
実際にはいてみた状態です。他のソックスと比べて、肌触りが抜群に良く、ふわりと包まれるような心地よくフィットしますね。
コンプレッション系ソックスのように、アーチをグイッと持ち上げるようなものもいいのですが、これはそれとは異なる考え方で作られているように感じました。
あくまでも足の肌の水分を取り除き、ドライさをキープできるか。 そして摩擦を防いで、皮膚を防ぐ。いい考えだと思います。試してみる前は、「二重になることで分厚くなるのでは?」と思いましたが、そんな感じは全くありませんでした。糸自体のしなやかさと縫製時の糸のテンションの調整が良いのでしょう。
メーカー名ですが、「ライトソック(wrightsock)」です。「ライトソックス(wrightsocks)」ではありませんので、ご注意を。
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